鹿ハム
原人に食われまいと 立ち食いの風人
原人焼き メカブに猪ベーコン乗せて焼く
連日旨いもんを食いまくったセファリ隊の最後の宴は漫遊の食卓。
野人が漫遊と言うからには・・同じものを食べた人はたぶんいない。
これらは自然界の食材、天然会席料理だが、特徴はこれまでと違って野菜がほとんどない。
むー農園野菜も旨いのだが、本来の野菜を食べ続ければ体調が整い最後は肉食に達する。
徐々に野菜の量が減り、たんぱく質争奪戦になってしまうのだ(笑)
だからこの日は野菜不要になった。
緑は前日の残りの少量の大根とメカブくらいだな。
菜食で肉が全く駄目な風人もこの日は猪、鹿、キジばかり食っていた。
前日からは、車に自転車を摘んで全国を旅していた庭人の幼馴染も合流した。
彼にとってもこれまで食べた事がない最高のご馳走だったようだ。
少々料理に手は入っているが、これが太古から人が食べて来た本来の食材なのだ。
何も特別な料理ではなく、野人おまかせでビレッジに予約すれば誰でも食べられる。
猪焼き、猪ハム、鹿焼き、鹿刺し、鹿ハム、猪ベーコン、猪スペアリブ、雉ハム、スズキ生ハムなどどれが一番旨いか甲乙付け難かったようだ。
肉の前には新鮮な魚介やタコ飯、牡蠣飯、むー野菜もややかすみ気味だな。
野菜嫌いな子供が好んで食べる協生野菜、その野菜を食べればセンサーは戻り、本来の肉ならどれも好んで食べるようになる。
野人は昔も今も野菜は調整用としてたまにしか食べず、むー農園野菜も持ち帰ってわざわざ料理することもない。
この4年間、白菜やキャベツは一個丸ごと持ち帰ったことはなく、お客様用だ。
マリンビレッジで客と一緒にシマラッキョを少々つまむ程度。
肉じゃが用のジャガイモやタマネギはたまにスーパーで買って来るが、あれで十分だな。
セファリ合宿はこの日で解散、庭人も蟲人も帰ったが、原人は・・・翌日までいた。
妻子のお土産は、鹿ハム、雉ハム、ベーコン・・・
またね・・・