生命を生む表土 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

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地上の生命は表土から生まれると言っても過言ではなく、表土なくして健全な生命は育まれない。

海底が隆起して誕生した大地は海そのものであり、多くの生き物達が協生して表土構造を創り、その生命の大地から海のミネラルバランスを元にすべての生き物の細胞は構成されている。

生命は海で誕生、陸に進出したが、基本的な体の仕組みは変わらない。

水中の生き物は例外なく、魚介、海藻、プランクトンに至るまで体皮、表皮だけでなく「粘膜と微生物」で守られている。

生物は陸に進出したが粘膜は乾燥すればカンピンタン・・・

空気に対応して「脂膜」に変わっただけで生物の表皮の本質は変わらない。

数億年を要して進化して来たその完全なバリヤーなしでは生きて行けないからだ。

唯一の例外が、それらを「清潔」の名の元に洗浄して洗い落す人間。

おかしな人間の道理で自らの体を清潔にし、その汚水で環境を不潔にして他の生き物にご迷惑をおかけしている。

そして「健康」の名の元に好みの薬品でコーティング、それが常識に進化?した。

深刻な健康環境問題は自然界の理に反したしっぺ返しのようなもの・・

自らの皮膚同様に、大地の皮膚である「表土」を粉砕、洗浄、好みの味付けで植物を製造する。

皮膚も大地も人の手にかかるほど森羅万象の原則から遠ざかって行く。

人類の歴史は数百万年、ホモサピエンスは数万年、科学の歴史は数百年、洗剤と近代農法の歴史は数十年だ。

健康を害する症状は昔からあったが、今のように人類全員が病気の「予備軍」になったのは何時ごろからかあらためて考えればいい、それは文明と比例していることが分かる。

人類は根本的な間違いを認めることなく、次から次にそれらに対処して来た。

薬品、サプリ、加工食品と違って生き物は工業製品ではないのだ。

商業の為に本来はまったく必要ない痴恵を駆使して来たとも言える。


農業と食と医療の類似点

http://ameblo.jp/muu8/entry-10440688265.html

薄れゆく「医食同源」

http://ameblo.jp/muu8/entry-10308596971.html

植物の本質と大地の仕組みを知ることが農業の基本

http://ameblo.jp/muu8/entry-10277036704.html


2008年6月 大地の仕組み 開始

http://ameblo.jp/muu8/entry-10103919541.html

大地の仕組み 土の誕生

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野人エッセイす 本物語 1  全9編

http://ameblo.jp/muu8/entry-10513926861.html