フルーツジャングル防風林 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

土人さんのフルーツジャングル、トロピカル防風林を久しぶりに見て回った。

バナナは1年で巨大化するが昨年は極端な乾季と雨季で弱っていた。

グアバは小さな実をつけていたが、甘くて旨いと言うこのグアバ食ってみたい。

アップルマンゴーの木も順調に育っている。

品種は良くてもパパイヤの価格は極端に安く、魅力がないせいか元々石垣島に自生していた小ぶりな島パパイヤはほとんど流通していない。

自生すると言うことはその地に適しているからで、それを防風林代わりに密生配置、実が出来たら小さくても野人がすべて引き受ける。

ミカンでもバナナでもパパイヤでも、原種に近く小ぶりでその地に適したものが一番旨く、島バナナや青パパイヤの炒め物は野人の大好物だ。

この日はパーマカルチャーの活動をしている女性も参加、2月だと言うのに「蚊」に刺されながらジャングルを回ったが、土人さんだけ刺されないのは皮膚がぶ厚いから蚊も歯が立たないと言うことだ。

看板もメニューもなく、知人しか出さないと言う山の中の隠れ家レストランで食事しながら協生談義、原人のお口も滑らかに回っていた。