コミカンとババロアみかん | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

バアちゃんから電話があった。


「め~~っけビックリマーク


「何を・・めっけたんだい?」


「コミカンが鈴なり~音譜


「・・ ・・」


頼んでおいたコミカンを見つけたのだ。

この時期に鈴なりのまま放置すると言うことは最初から収穫する気がない。

と言うことは放任で、肥料農薬を使っていないと言うことになる。

それを確かめると・・・


「そう~~~ 何年も ニコニコ」と、嬉しそうなバアちゃん。


「とっておいで」


「木が5本あるけど・・鈴なり・・」


「全部・・とっておいで・・」


この葉付きミカンはコンテナ7個、100キロ以上はとれそうだったが、一気に鳥が群がり残りは40キロ、収穫が1日遅かった。

72歳のバアちゃんは月光仮面のようにさっそうとバイクに跨り野人の車を山まで先導した。

味見すると・・無茶苦茶旨いではないか~~! 

さすが鳥・・

コンテナを積み込みバアちゃんの家へ行くと、驚異の「ババロアみかん」が積み上げてあった。

農薬を使わない「婆・・ロアみかん」の見てくれは悪いが、驚異の「婆婆ロアみかん」はもっと凄まじく、まるで「しもやけみかん」だ。

味はまったく変わらず美味しいので、マリンビレッジでフレッシュジュースで出すことにした。


「バアちゃん、むー左衛門がある程度は引き取るから」と言ったから・・・

コンテナ7個、140キロ・・表に積み上げている・・・ではないか。

さすがバアちゃん、あっぱれ~~  もう慣れた。

バアちゃんの「ある程度」の目安は「全部」だと言うことはわかったが、しかしいくらなんでもこんなに・・いらん


これ・・しもやけ  地球儀みたいだな・・
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そこで・・


思い切り使いたい読者にお分けする、押し売り・・・

スーパーはもとより道の駅や直販でも絶対に流通しない見た事もないミカンと言うことは保証する、これ・・堂々と売るのはむー左衛門くらいだ。

マスクメロンの皮だってしもやけだらけだが中身は問題なくじゅうしい~。

アケビも色は紫だが、野生のものは紫が見えないほど茶色のものが多く、まあそれと似たようなもので、ほぼ野生の木の実だ。

倉庫を見るとまだ売れていないババロアみかんのLサイズがたくさん残っていたのでそれも5ケース100キロ引き取った。

ユズ、キンカン、ハッサクの小がそれぞれ1箱、20キロ程度まだあるがビレッジでも使える。

それに加えてコミカン40キロ、婆ロアみかん100キロ、婆婆ロアみかん140キロ。

マリンビレッジの倉庫は再びミカンコンテナが山積みになった。


こんな旨い本物のみかんジュース・・生涯飲めるかどうか・・

婆ロアみかんは1キロ¥300だが婆婆ロアみかんは¥200

木で完熟した濃厚な甘味のミカンの原種、コミカン・・今回はこのような事情で2割高の1キロ¥600くらいかな。

まあどれもむー左衛門の手間賃のようなものだな。

肥料も農薬も使わんババロアミカンなどないから相場はよくわからん。


伊勢の国屋むー左衛門、読者のご要望に応えて

再びミカンの叩き売り~  売り切れ御免


次回にセット価格を出すが、昨年も前回もセットなどあってないようなもの、皆さんやりたい放題・・・

あれ2キロこれ2キロそれ1キロ・・それに紅茶、ついでに塩入れて・・と。

融通が利かず味けない「買い物カゴに入れる」マークよりは楽しいだろうが。

何が何でも欲しい人、我慢出来ない人はかまわんから先に・・ツバつけておきなさいね。

火曜水曜は定休日で誰もいないけど・・

人気のコミカンは少ないのでセットを思案中。


バアちゃん でかした音譜 

香りも強烈 たまらん味だな・・ 
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コミカン


伊勢の国屋むー左衛門の珍品ミカン

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