食欲が抑えられない理由 1 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

1週間ほど前に「食べていないのに太る理由」を書いたが、原因は基礎代謝が正常ではないことだ。

大雑把に締めくくったが、リクエストがあったのでもう少し詳しく道理を追う。


基礎代謝が狂うのは「必要なことをしなかった」か「余計なことをしたか」しかないが、この場合は必要なことをしなかったからだ。

太る理由の大半は「食べ過ぎ」が直接の原因で、「1日3食」や「間食」がそれに当たる。

さらに「規則正しく」や、「栄養バランス良く」などは何の根拠も道理もなく、周年何でも手に入る人種が作った「人種の道理」に過ぎない。

世界にはいまだそれが出来ず、1食すら満足に摂れない人のほうが圧倒的に多い。

日本でも、古代、明治、大正、昭和初期、戦後にそれがやれたかどうか考えればわかること、栄養学上「必要」とされる食品などほとんどないのだ。

つまり何万年もの人類史から見ればまったく理に合わず、その地域にあった数少ない素朴な食べ物で人の体は順応、形成されてきた。

最も長く培ったこの食生活が人の食の本質であり、他の長寿の哺乳類、ゾウやクジラなども食種は単純、コアラはユーカリ、本来肉食のパンダさえも笹だけで満足している。

食品は1種でも寿命は全う出来ると言うことだ。

「多種食品バランス良く」説を主張する前に、彼らが何故それで問題ないかを明らかにすべきだろう。

エスキモーが何故アザラシと魚だけで、山岳民族が何故イモだけで生き延びて来たか、人類が何故植物の少ない氷河期を生き抜いたかも。

動物が生きると言うことは、食べることが最大の条件であり、食べたい時に食べる、食べられる時に「食い貯め」する、それで健康を害することなどあるはずもない。

だから、食べ物がない時は、種によってある期間「食べられなくとも耐えられる」と言う仕組みも出来上がったのだ。

自然界の生き物は一日中食べ続けようがメタボにもならず必ず元の体に戻る。

では何故人の体は元に戻らないのか、食欲を抑えられないのか・・・



続く・・


食べていないのに太る理由1

http://ameblo.jp/muu8/entry-11022368092.html

食べていないのに太る理由2

http://ameblo.jp/muu8/entry-11023492927.html