チビリアンの海水浴 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

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おい塩太郎・・ 救命胴衣脱がんかい・・
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キスを釣って入港したチビリアン達は、すぐ横の上陸艇に乗り換えて磯遊びに出航。

釣りと磯遊びと食事がセットになった「欲張りパック」は、野人が上陸艇で釣りと磯へ案内するのだが、この日は乗り換え便だ。

水はまだ濁っているがまあ泳げればよい。

本格的な昼食は遅くなりそうなのでまずは船上で軽く腹ごしらえだ。

チビリアンが言った・・

「ムーさん」

「なんだ」

「ぼくもっと速く泳ぎたい 呼吸も楽になる方法教えて」

「わかった・・塩太郎」



浜に上陸してチビリアン達は早速海水浴。

野人は船から飛び込み自由形の模範を示し、早速塩太郎にお特訓だ。

しかし塩太郎は救命胴衣を着たまま泳いでいる。

「バカタレ・・そんなもん着て泳げるかい!」

ららあママはクスクス笑っている。

どうも塩太郎はたいして泳げんようだが、「もっと速く泳ぎたい」と言うことは「ある程度は泳げる」と言うことだ。

いっちょまえに見栄を切ったのは良いが、塩太郎は救命胴衣を着たまま野人に近づかなかった(笑)

まあ放っておこう、来年その気になったら教えてやるわ。

その後、塩太郎は村正パパ達と「カメノテ」とりに熱中。

浜に咲き乱れていたハマカンゾウの花と蕾、それにツルナも天ぷら用に持ち帰った。

午後2時半に帰港、ランチは炭火焼にキスの刺身と天ぷら、それにカンゾウとツルナの天ぷら、カメノテや貝の塩茹でだった。