雪に埋もれた路傍の白菜 | 野人エッセイす

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周囲は見渡す限り雪景色 風を遮るものもない
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大型低気圧につつまれて日本列島雪だるま・・・

太平洋岸も九州四国から東京まで積雪のようだ。

滅多に雪が積もらない伊勢も積雪、強烈な寒波が続き、最後の置き土産のようなものだな。

昨日写真を撮ったばかりの路傍の白菜もすっかり雪だるまになってしまった。

これは早朝の画像で、まだまだ明日まで雪は降り続くらしい。

まあ数日雪に埋もれようが、ムー農園の放任野菜達は既に寒波迎撃態勢をとっているから問題ないだろう。

逆に、ずっと雨も降っていないから水分補給になって喜ぶ。

それほど極端に変態したと言うことだ、感心するしかない。

葉をコンパクトに分厚く紅葉、地を這う様相はまるで迷彩服コマンド部隊の歩伏前進だ。

白菜の葉は昨年よりも厚く波打ち、空中の水分を取り込もうとトマトのように毛まで生えている。

葉を巻かずに堂々と開いている様は、「どこからでもかかって来なさい」と言う意思の表れで、葉の中まで雪が積もっても屁とも思わないんだろうな、笑える・・・

スーパーの白く軟弱な白菜には出来ない芸当だ。

葉の中は水分100%ではなく、味も濃厚で甘味も強いから芯まで雪漬けになっても凍ることはないだろう、ラジエターの不凍液と同じ原理だ。

昔、ミクロの決死圏と言う映画があったが、白菜の中に入って細胞がどのように働いているのか覗いて見たい。

「白菜の中のムー」と言う本が1冊書けるかもしれんな。

アスパラなら「アスパラギン酸ムー」だ。



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