黄色いから「キウリ」・・ | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

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そうではないかな・・間違っているかな?

しかし人は熟れるまで待てず青い未熟キウリばかり食べているからもったいない話だ。

小さいものはピクルス、青いものは今の食べ方、黄色くて種があるものもまた旨い。

大きくて甘味も出てなかなかイケるのに何故出回らないのだろうか。

そんなトウが立ったキウリなんて・・と常識が邪魔でもしているのかな。

同じ仲間のスイカやメロンやマクワウリは熟して食べるのが常識だが、野菜の仲間には違いない。

トマトだって赤くなくても立派に食べられる。

パパイヤでもバナナでも熟したものは果物、青いものは料理用と使い分けている。

真っ赤に熟したピーマンも黄色く熟したゴーヤも甘味が出て美味しく食べられる。

ムー農園の野菜はすべてそのようにして、アブラナ科は本体から蕾から花まで生食用として野菜会員に送った。

要は、食べられるのだから好きな時期に食べれば良いではないか。

規格サイズ、形、色の野菜しか流通しないのには妙な話だ。

人は何でもこうだと決めたがるが、野菜は工業製品ではない。

そんな植物を作ろうとする労力と経費、規格外野菜を排除する無駄、それが農業がここまで衰退した主因だろう。

キウリの道理、面白かったかな~? いただきます・・・