裸で種を蒔く野人 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

昨日の午後は農作業だった。

新農園に種を蒔くにも暑くて干からびてしまう。

犬や猫のようにぜ~ぜ~言いながら野人は種など蒔きとうはない。

種は気持ちよく蒔き散らすものだ。

何故干からびてゼーゼーなるのか、それは暑くて体温が上昇、その生命危機を脱する為に体は必死で血液中の水分をイヤイアヤながら放出、その気化熱で体温を下げようとする。

汗が出るうちは体温が下がらず快適とはほど遠く気力も失せて来る。

体に水をかけてやれば汗は出さずに済むから水浴びしながらやれば良いのだ。

これなら猛暑の炎天下だろうがどうと言うことはない。

畑には宮川用水が引かれ、そこに水道ホースを繋いだ。

乾けばまた水をかぶれば涼しくて快適。

暑いどころかアラン君のように、太陽がいっぱいで楽しくなる。

「砂漠のようなあ~~東京でえ~~」と歌の一つも出る。

「与作」の歌に合わせてクワもふるったが、汗も出ず絶好調だ。

野人は水気さえあればバテてくたばることはない。

夕方には、またまた地主のおっちゃんが様子を見に来て、トラクターで駐車場を作ってくれた。

午後3時から始めたのだが話がはずみ、7時まで野人は海水パンツのまま。

暑さのかけらもなく快適な野良仕事だった。

家で水浴びの手間も省け、パンツも半分乾いていた。

しかし、何処に何を蒔いたか忘れてしまった。

まあよい、生えてくればやがてわかるだろう。

 

 

第5のコ~ス やっじい~~ん!


 

位置について~


 

種蒔き・・ スタート!