スルメイカの肝そうめん丼 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

肝にベタ塩して20分以上置く

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ゲソは塩ゆでサラダ
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ゴマ油と酢と醤油のドレッシングで
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細造りと肝醤油で準備完了
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肝醤油にまぶして イカ肝そうめん丼
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スーパーに鮮度抜群のスルメイカがあった。

茶色も鮮やかで目がキンキラキンだ。にひゃく・・えん・・

野人の頭もキンキラキ~~ン! 即買って晩のおかずが決まった。

さっそく下ごしらえ、肝を取り出してベタ塩にして30分、熱湯をかけて冷水に浸す。

生臭味が消えた肝をすり鉢で擦り潰し、醤油を加えてタレの出来上がり。

レモン汁を加えても風味が増す。

イカの身は薄皮を剥いでイカそうめんの要領で細切りにする。

下足サラダのタレはマヨネーズでもドレッシングでも適当で良いが、今回はゴマ油と黒酢と醤油にからしと刻みネギを加えた、

下足と皮は塩で茹でて、熱いうちに生野菜の上に盛ってドレッシングをかけた。

生野菜は庭のレタスとチンゲンサイだが、このチンゲンは肉厚で旨かった。

食べ方は、普通に食べれば良いのだが、野人の食い方は「お上品」とは対極にある。

熱々のご飯の上に肝醤油を付けたイカそうめんをたっぷり乗せてお腹に掻き込む。

「肝そうめん丼」と言えば聞こえは良いが、まあ納豆か、即席イカの塩辛をぶっかけたようなものだ。

これがまた・・たまらなく旨くて、あっと言う間にたいらげてしまった。

サラダを食うヒマがなかったほどだ。

今日の野人家の食卓は200円だったが、ただのスルメイカが料亭にも勝る逸品になってしまった。

缶ジュース2本より、はるかに優れものだと思わないかい~?