バラ色の・・ハク生
ムー協生農園の「薔薇白菜」は何度か紹介したが、今もなお現役で紅葉が鮮やかだ。
この芸術的とも言えるバラ白菜のこれまでの推移を画像で追ってみよう。
太い花茎が天井を突き破り、1m以上に伸びて豪快な菜花を咲かせる様子も春までには紹介出来るだろう。彼らの幾つかは必ず使命をまっとうさせてやるつもりだ。
親指の太さ程にもなる花茎を持つこの白菜の菜花が、アブラナ科の中では一番美味しいと思っている。食べて見たい希望者には送ってあげよう。
彼らが築いた土壌は保水力があり、水をやらずとも肉厚でしなびることがない。
空中から水分を吸収する為に葉の表面にはトマトのように細かいトゲがある。
土壌の中には余計な養分もなく、必要な水分と養分は自ら確保する。
不耕起、無肥料、無水分の条件でしかこの薔薇白菜は出来ない。
この肉厚の葉は形状記憶合金のように弾力性があるが硬くもなく生で食べられ、煮込んで煮崩れもしない。
半分枯れた外葉まで美味しく食べられるので捨てるところがないのだ。
葉の先端は、この寒さや霜で少しはしなびるかと思っていたのだが、薔薇白菜は最後まで「ピ~~ン!」の姿勢を貫き通すようだ。
紅葉して寒気に耐えている姿は力強く感動的だ。
バラ色の人生ではなく、バラ色の珍生・・・
あんたは偉い。