ピーター・パンが畑にやって来た | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

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彼の名は「ピーター」。

体重は120キロ近く、腹がパンパンに出ているからピーター・パンだ・・・・

野人の古い友人で義兄弟。サンフランシスコでイタリアンレストランを経営している。

大規模なワイナリーを持ち、すべて個室でスタッフは70人を超えている。

この可愛い娘の名は「マヤ」、マヤ遺跡から生まれたようだが定かではない。

以前からスズキの生ハムを送れと言われているのだが検閲の問題もある。

ワインと料理の味見が原因で、彼の腹は年々凄みを増してくる。

昨年も記事にしたが、彼と寿司屋へ行くと、味の判定は日本人よりはるかにうるさい。

食い方の順番まで野人に指導するから、思わず・・「やかましい 黙って食え!」


昨年も農園に来たピーターは、ムー野菜をベタ褒めだ。

日に数十キロも野菜を扱うピーターのレストランでは今は不可能だが、これを本物の野菜と言い切り、素晴らしい料理が出来るとのたまっていた。

畑の真ん中で美味しいドレッシングの作り方、野菜の和え方の講釈を盛んに言っていたが、よく聞いておけば良かった・・

彼のお気に入りは「壬生菜」のようで、京都が大好きなピーターは京野菜ミブナの味にはうるさかった。

とにかくムー農園のミブナを生食してどっさり刈って行った。抜かずに刈ればまた次々に生えて来る。

肥料をやらないイタリアンパセリのスッキリした味も驚いたようだ。

頑固なピーターは日本人よりも義理がたい。



2008 10月9日

ピーターの寿司の食い方

http://ameblo.jp/muu8/entry-10149347891.html