原人物語 ムー・乱咲き四季舞 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

下の記事を読め・・と言っている原人

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原人とは、先日フランスからやって来て野人を拘束、二日間も理論を喋らせた「物理原人」のことだ。物理学博士ではあるが、その体格とヒゲの風貌から原人と呼ぶにふさわしい。

野人をここまで喋らせた男も初めてだが、野人農法を物理的に把握した男も初めてだ。

わかったような、わからないようなという人は多かったが、物理原人には会話から手ごたえを感じた。教えればすべてのみ込むだろう。

原人は、東大農学部大学院を経て修士号と獣医師の資格を得た。

それに飽き足らず再び東大大学院で理工学修士、さらに26歳でフランスへ渡り、生物系の複雑物理学博士号取得間近だ。

これだけではお坊ちゃまの道楽ともとれるがそうではない。

30を超えた大学生なのだが大学から給料をもらって妻子を養っている。

原人の生き方、哲学は素晴らしいものがあり、このような男は他にいないだろう。

多くは東大を目標の頂点として勉強する。それに人生の大切な時期を費やし遊びもままならない。そこの大学院を出て修士号をとれば既に安泰だ。その分野の頂点に立ってもおかしくはない。

二つも三つも大学院を渡り歩く必要などないのだ。しかも道を変えて。



原人は確固たる哲学を持っている。だからこそ初志貫徹している。

原人は自分の為ではなく、世の中に役立てようと学んでいる。

そして、「これは違う」と判断したから別の道を行った。そしてフランスまで・・・

原人の学びの哲学は、「間違ったことは後世に伝えたくない」ということに徹していた。

学会、業界の実態を知る程に疑問を感じ、そして自分の道を歩いた。

原人はそれを見つけるまで就職する気もなければ一つの研究に生涯を捧げる気もないようだ。たまたまかじれる親のスネがあるからかじったのだが、それは野人も賛同する。

原人の父親も学者で、祖父のスネをかじり尽くしたらしいから笑える。



終日ムー農園と森林講習会

http://ameblo.jp/muu8/entry-10419536927.html