動物も植物も同じ種なら細胞数はほぼ決まっている。
細胞が膨らむ仕組みは動物も植物も同じだが目的は異なる。
植物性プランクトンから分かれた動物性プランクトンは異なる道を歩き始めた。
それは植物が繁栄する為の最初の知恵なのだ。
動物は使う頻度で筋肉や骨の細胞は膨らむが細胞数は変わらない。
また自然界の変化に対応するために細胞に脂肪を備蓄する機能を持っている。
つまり動物も植物も目的に応じて細胞を自在に膨らませることが出来る。
動物の中でも空を飛ぶ鳥や昆虫は実を軽くする為に一切余計なものを細胞や胃袋に貯めない。脂肪は最低限にして耐寒や水に浮くのを軽く温かい「羽毛」で補っている。
植物にも一切無駄がなく、どんな過酷な環境であろうが育つ可能性があれば、順応して進化する。
動かない植物は本来余計な成分を必要とせず備蓄もしない。自ら調達出来るからだ。
植物は誇り高き生命体で、本来は種を残すのに必要なだけで十分なのだ。
植物の最大の目的は土壌の浄化であり、余計なものを地上に放出する為に細胞に封じ込める。そうしながら「全ての生命を養う」という偉大な目的を果たしている。
余計なものとは、つまり、本来は土中にないもの全てのことだ。その中には植物に最低限必要なミネラルなども含まれるがそれは微々たるもので、植物によってそれぞれ異なる。
同種でも個性により成長が異なり、環境や天候でも異なる。つまりその量は誰にもわからないことなのだ。