ラ・マラゲーニャの記憶 4 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

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スペイン南海岸のマルベーリアに長期滞在、連日マリーナに顔を出していたので水上警察のメンバーともすっかり顔馴染みになってしまった。船でコーヒーもご馳走になり記念撮影。この巨大なマリーナには入り口に税関があって入国手続きが出来る。クルーザーで地中海沿岸諸国を旅することが日常的なのだ。水上警察の主な仕事は麻薬と密輸の取り締まりだろう。このシェパードは麻薬取り締まり犬なのだが・・困ったことに野人の股間から顔を離そうとしないのだ。いくら押しのけても首を突っ込んで来る。

連中からは「パンツの中に麻薬が隠してあるかも知れんからズボン脱げ~!」とからかわれる。そこで野人は言った。

「バカタレ~! 麻薬なら吠えまくるだろうが 見よこのうっとりとした表情を」

野人の根性には、メス犬を引きつける魔力があるようだ。オオカミだってライオンのメスだって、まかせておきなさ~い。まあ、イチコロだろう。

調子が悪いと食いちぎられるかもしれないから実験する気はまったくない。




マラゲーニャの記憶3

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マラゲーニャの記憶2

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マラゲーニャの記憶1

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