またたび 正常果と虫こぶ画像 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

虫こぶ果

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正常果と虫こぶ
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乙女の滝
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山でまたたびを採って来た。毎年採るのだが不精ゆえいつも放置してそのままだった。放りっ放しにされたマタタビはいつもカンピンタンだ。今年は真面目に「正常果の塩漬け」と「虫こぶの薬酒」を作って紹介することにした。マタタビについては幾度か記事にしているのでそれも紹介する。野人が最も興味を持って山々を調査したつる性植物で農園にも植えている。黄色く熟せば甘くて生食出来るが緑の果実は唐辛子のように辛い。マタタビノアブラムシが寄生して虫こぶになった果実は「モクテンリョウ」と呼ばれ漢方の生薬だ。野人が知る限り、売買が薬事法に触れる唯一の野生の果実だろう。滋養強壮が薬効なのだが、いくら試してもよくはわからない。元々野人は歩く滋養強壮人間だ。

マタタビは雌雄があり雌株しか結実しない。木によって正常果だけのものも、虫こぶだけの木も、混生しているものもあり、この木は混生だ。キウイはマタタビ科だからキウイの親分とも言える。今年は気合を入れて処理しないと、カンピンタンにしてしまえばせいぜい猫をからかうおもちゃにしかならない。

山からの帰りには、いつものように「乙女の滝」で頭を洗った。スッポンポンで水浴びしたかったが時間もない。底に溜まった砂泥を頭皮にこすりつけながら本格的にゴシゴシあらったが、真面目に髪を洗ったのは久しぶりだ。おかげで脳ミソもすっきりしたようだ。



猫にマタタビの白化粧始まる

http://ameblo.jp/muu8/entry-10265328900.html