今日は野人農園で循環農法の講習をやった。参加者は地元の若い主婦達で、春から3回くらい訪れている。天候は曇りで、やや小雨がちらついたが暑さはしのげた。幼児4人は落ち着かないので適度にブラックベリー、ブルーベリー、トマトをつまみ食いしながら2時間を過ごした。旨いと好評のインゲン豆と取り残しのジャガイモも収穫した。今日のテーマは草が中心の土壌形成について話したが、草ボウボウなので・・・丁度良かった。前にも書いたが、夏は草が主役で野菜は脇役、草の邪魔にならないように適当に野菜を収穫するのだ。夏草なくして農園は維持出来ず、一年草の夏草が土壌を構築、一年間表土を支えるのだ。野菜を作るからと彼らを一掃して土壌を耕す事などは無い。それをやれば秋冬春の土壌は完成しない。夏はあまり畑をやりたくはないが、やるなら草の影響が少ない立ち上がる実野菜、キウリ、トマト、オクラなどをやれば表土は問題ない。それでも影響があるなら草を抜かずに邪魔な部分を刈れば良い。昨年の夏は放置して草で埋めたが、今年は来客が多いのでマメに通路などの草を刈った。周囲を綺麗にするほど鳥達がブラックベリーやトマトを食べてしまう。刈り過ぎるのも考えものだ。草が密生するほど表土の乾燥はなくなるから水遣りも必要なくなる。
野人農法の講習は、9月から水曜日に実施する事を考えている。これなら遠くから一人でも参加しやすくなる。