護岸工事の苦戦 | 野人エッセイす

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野人のレストガーデンの海に面した護岸が傾き、今月から修復工事に入ったが難航している。備品も床板も搬出、鉄骨テントを解体、今週から超大型重機が入ったのだが、二日間の予定が四日に延びた。傾いた護岸はびくともせず、30トンのユンボーが持ち上がる。野人も一緒にああでもない、こうでもないと頭を捻りながら手伝った。久しぶりの土木工事だ。昨日やっと終わったが日程はズレ込んだ。鉄骨の溶接、組み立て、テント、水道、電気、大工と業者が異なるのだ。その日定がすべて日延べされる。雨では工事も溶接も出来ず風ではテントが張れないし、業者の日程の都合もある。本当に土木工事は水物でやって見なければわからない。天候にも土中の状況にも左右される。今日明日は雨、工事はさらに遅れて、余裕を見ていたのがギリギリになった。来週は全員で修復作業だ。

工事で出た4トンの土は土質が良かったので畑にして、ついでにユンボーでならしてもらった。工期は遅れたが、予算外で頑張ってくれた土建屋さんに心からありがとうと頭を下げた。