・健康診断費用を違法天引き 福島第1原発の下請け会社に勧告

『東京電力福島第1原発の収束作業に当たる福島県の下請け会社が、本来負担

すべき健康診断費用を作業員に無断で給料から天引きしていたことが厚生労働

省の調 査で19日、分かりました。従業員の健康診断費用は雇用主が負担すると

規定した労働安全衛生法違反などにあたるとして、厚労省は下請け会社に返金す

るように指導しました。


 作業員は天引きに加えて違法派遣で働かされたなどとして18日に福島労働局に

指導を求めました。悪質な事例とみて下請け会社から事情を聴き、翌日に指導す

るという異例の早さで対応しました。』

・心の相談が労災病院で最多、3万件にも

 『全国19カ所の労災病院で受け付けている「勤労者 心の電話相談」への相談

件数が、2011年度は2万9209件で過去最多となっ たことが17日、独立行政法人

「労働者健康福祉機構」のまとめで分かりました。前年度から1391件(5.0%)増加

しています。同機構は「雇用環境の悪 化に加え、東日本大震災の影響で職を失う

など、将来に不安を覚える人が増えたことが要因」とみています。


 相談内容を「心理的悩み」「職場」「体調」に分類すると、心理的な悩みでは「将来

に対する不安」が1万97件(ほかの相談内容と重複含む)でトップとなっています。

次いで、「落ち着けない」(7718件)、「イライラ・不安定」(6596件)などが続きます。


 職場に関する相談では「上司との人間関係」(2904件)がトップとなっています。次

いで「同僚との人間関係」2325件、「その他の人間関係」1851件と続きます。体調

の相談では「不眠」(2171件)が最も多くなっています。


 相談者の性別は男性が46.3%で、女性が49.4%(残りは不明)。年齢別では40代

(22.7%)に続き、30代(18.8%)、50代(10.2%)の相談が多くなっています。

 心の電話相談は、産業カウンセラーなどが無料で行っています。』

・「年金過払い」また先送り

『 過去の物価下落時に減額しなかったため本来より2.5%高い年金(特例水準)

がはらわれ続けている問題で、支給水準を引き下げる国民年金法改正案が、先

の 通常国会で成立せず、またも先送りされました。このため、2012年10月から始

まるはずだった年金減額は来年4月以降にずれ込むことになりました。


年金の「過払い」は9月分までの累計で約7兆5000億円に達し、減額が半年遅れ

ることでさらに5000億円膨張する見込みです。』