・制度の谷間、健保で救済へ 仕事中けがの高齢者ら

 『厚生労働省は10月19日、仕事中にけがをしたシルバー人材センターの高齢者らが労災保険の対象にならない場合、健康保険を適用して救済する方針を固

めました。健康保険も労災保険も適用されず「制度の谷間」に落ちてしまう人が治

療費の全額自己負担を強いられるケースが相次いだため、 対策を協議していま

した。


 厚労省は社会保障審議会医療保険部会での議論を経て、2013年の通常国会に

健康保険法改正案を提出したい考えです。


 シルバー人材センターを通じて請負の形で仕事をする高齢者や、インターンシッ

プ(就業体験)中の学生らは、センターや企業との間に雇用関係がないため、仕事

中にけがをしても労災保険を受けられない現状です。』

・65歳まで雇用 過去最高の48.8%

 『厚生労働省は18日、2012年の高年齢者雇用状況の集計結果を発表しました。

65歳まで希望者全員が働ける企業の割合は48.8%で、前年に比べ0.9ポイント上

昇しました。比率は上昇傾向にあるが、大企業は24.3%にとどまり、中小企業は

51.7%でした。』




・2011年度不払い残業代 18%増の146億円

 『労働基準監督署の是正指導を受け、2011年度に100万円以上の不払い残

業代を支払った企業は前年度比5%(74社)減の 1312社で、支払った残業代の

総額は同18%(約22億8000万円)増の約146億円に上ったことが16日、厚生

労働省のまとめで分かりました。是正企業数は2年ぶりに減少する一方、支払総

額は2年連続で増加しました。

 サービス残業は3年ぶりに増加した前年度に続いて増加傾向ですが、企業数が

減ったことについて、厚労省は「全国展開している企業に対する指導を11年度か

ら強化したため、支払総額が膨らんだ」としています。1社での最高支払額は約26

億8800万円(建設業)でした。

 厚労省によると、11年度に不払い残業代の支払いを受けた労働者は約11万

7000人。1人当たりの受け取り平均額は12万円で、1社当たりで支払った平均

額は約1100万円。

 業種別では商業が342社(支払額計約32億9000万円)、製造業が321社(同

約22億8000万円)、病院などの保健衛生業が107社(同約11億円)でした。』