・2013年度の雇用保険料率、1.0%で据え置き 

 『厚生労働省の諮問機関、労働政策審議会の雇用保険部会は27日、失業手当にあてる2013年度の雇用保険料率を現在と同じ1.0% とすることで合意しました。労働者と使用者がそれぞれ賃金総額の0.5%分ずつ負担することになります。今後、労政審の審議を経て、厚労相が告示しま す。

 雇用保険料率は原則1.4%ですが、雇用保険の財政状況に応じて1.0%まで引き下げられます。現在は積立金の残高が5兆円を超えているため、下限に据え置きます。


 使用者のみが負担する、労働者の能力開発や失業予防などの雇用保険二事業の保険料率も、0.35%のまま据え置きます。』

・生活保護受給、4カ月連続で過去最多更新213万人 

 『厚生労働省は21日、全国で生活保護を受けている人が8月時点で前月より

6342人増えて213万1011人に上り、4カ月連続で過去最多を更新したと発表しまし

た。受給世帯数は前月より5230世帯増えて155万5003世帯で、こちらも過去最多

を更新しました。

世帯別でもっとも多いのは65歳以上の高齢者世帯で67万3680世帯。病気やけ

がをした人の世帯は29万8643世帯、働ける世代を含む「その他」の世帯は28万

5003世帯でした。高齢者世帯とその他の世帯は増加傾向にあります。厚労省は

「高齢者の増加に伴って、今後も増加していく可能性が高い」と分析しています。

 受給者数の増加に伴い生活保護費も総額約3.7兆円(2012年度予算)に達してい

ます。政府の行政刷新会議は17日の事業仕分けで、「就労意欲をそがない水準

とすべきだ」として、生活費に相当する生活扶助の事実上の引き下げを求めたほ

か、自民党の検討チームも引き下げに取り組む方針を打ち出すなど、生活保護

費の抑制を迫る動きが活発になっています。』

・障害者雇用率達成の企業 半数以下

 『法律で義務づけている障害者の雇用率を満たした民間企業は、全体の46%

と、去年より僅かに改善したものの、依然として半数に満たないことが厚生労働

省の調査で分かりました。障害者の雇用を巡っては、現在、従業員が56人以上

の民間企業は、全体の1.8%以上の障害者を雇用するよう法律で義務づけられ

ています。厚生労働省が、ことし6月1日の時点で対象となる民間企業7万6000

社余りを調査した結果、雇用率を達成した企業は 46.8%で、去年より1.5ポイ

ント上がったことが分かりました。働いている障害者はおよそ29万8000人で、去

年に比べておよそ1万6000人増 え、過去最多となりました。


 一方、1人も障害者を雇っていない企業は、去年より470社余り減ったもののお

よそ2万4800社と、全体の32%を占めています。雇用率を達成した企業の割

合を業種別にみると、最も高いのは▽鉱業・採石業の57%、次いで▽医療・福祉

と農林漁業が56%でした。最も低いのは、▽情報通信業の27%、次いで▽不動

産業の33%でした。障害者の雇用率は来年4月から2%以上に引き上げられる

ことになっていて、厚生労働省は「雇用情勢が厳しいなか、僅かだが改善してお

り、努力している企業が多いことが伺える。より多くの企業が達成できるよう支援を

強化したい」と話しています。』