ホンダ、F1撤退へ 自動車需要急減で重荷に
ホンダが自動車レースの最高峰フォーミュラ・ワン(F1)から撤退することが明らかになった。
今日午後に発表する。世界的な自動車需要の急減でホンダの業績も急速に悪化している。
年間で約500億円かかるとされるチームの運営・維持費が重荷になっていた。
自動車各社は軒並み販売不振に苦しんでいるため、ホンダの撤退はトヨタ自動車など他社のF1への
取り組みにも影響を与えそうだ。
ホンダは来シーズンのレースから参加を取りやめる。
チームは売却する方針とみられるが買い手がつかなければ解散も余儀なくされそうだ。
ホンダはF1に関しては1993年に一度撤退後、国際的なブランド価値向上と若手技術者の育成などを
目的に2000年に再参戦していた。
しかし、このところレースで低位に甘んじており、事業面への効果が疑問視されていた。
名門フェラーリから監督を引き抜くなどテコ入れを図ったが目立った効果を上げることなく
撤退することになる。
NIKKEI.NETによると、上記の通り、ホンダがF1撤退を決定した模様だ。
かつての、セナ&プロストを中心としていた時代とは異なり、戦績も振るわず、この世界的不景気への突入で、モータースポーツは、これから、もっとチーム運営が厳しくなっていくだろうとの予想は、容易につくのだが、はやり、ホンダの撤退は寂しくなるものと、悲しまずにはいられない。。。
第二、第三の撤退チームが出てくるだろうし…、ちょっと未来に暗雲が…と思わざるを得ない。
私どもホンダは、このたび2008年をもってF1レース活動から撤退することを決定いたしました。
サブプライム問題に端を発した金融危機と、それらに伴う信用危機、
各国に広がった実体経済の急速な後退により、ホンダを取り巻くビジネス環境は急速に悪化しています。
当面の世界経済は不透明さを増すばかりであり、回復にはしばらく時間がかかることが予想されます。
ホンダはこの急激かつ大幅な市場環境の悪化に対し、迅速かつフレキシブルに対応してきましたが、
将来への投資も含め、さらに経営資源の効率的な再配分が必要な必要との認識から、
F1活動からの撤退を決定いたしました。
今後のホンダレーシングF1チーム、英国でエンジンの供給を行ってきたホンダレーシングデベロップメントについては、チーム売却の可能性を含め従業員と協議に入ります。
ホンダは第3期のF1活動として、2000年よりB.A.Rとの共同開発という新しい形での参戦をいたしました。
その後のF1を取り巻く環境変化により2006年よりホンダが100%出資するチームとしての運営に移行しました。
最高峰のレースへの挑戦は、思いのほか厳しい道のりでしたが、多くの応援を頂き、
2006年に貴重な1勝を挙げることができました。
頂いたご声援に十分お応えすることなく撤退の決定をすることは大変困難をともなう決断でした。
今後は、この激動の時代を生き抜き、レースで培われたチャレンジング・スピリットをもって、
様々な新たな課題に引き続き挑戦してまいります。
これまで、ご声援をくださった多くのファンの皆様、そして活動を支えてくださったF1界の皆様に対し、
心よりお礼申し上げます。ありがとうございました
午後になり、記者会見が行われ、上に追記した通りの発表がなされました。
エンジンサプライヤーとしての、F1参戦についても、中途半端な事はしたくないと、完全否定。
その他、全ての事柄が、まだ白紙の状態だそうだ…。
現在、大卒の内定取消問題が巷のニュースで取り沙汰されてはいるが、一流のF1ドライバーにも、突然の内定取消が通告された状態となっている。
世界情勢は、10月半ばで、180度反転し、急転直下の勢いに未だ歯止めがかかる見込みが見えない。
世界的に、マスコミが、この不景気を煽り過ぎているとも言えなくはないが、もっと根深いものがあるに違いないし、そこに、世界中が気付けていない状態なのも否めない。
いったい、この先、どうなるのだろうか?