雪組トップ娘役・朝月希和が、2022年12月25日の東京宝塚劇場公演 グランド・ミュージカル『蒼穹の昴』の千秋楽をもって退団することとなり、2022年6月14日(火)に記者会見を行います。
なお、会見の模様は当ホームページでもお知らせいたします。
6月14日(火)、雪組トップ娘役・朝月希和が、グランド・ミュージカル『蒼穹の昴』(宝塚大劇場:2022年10月1日~11月7日、東京宝塚劇場:2022年11月26日~12月25日)をもって退団することを発表し、記者会見を行いました。
木場健之(宝塚歌劇団理事長)
「朝月希和が『蒼穹の昴』東京宝塚劇場公演千秋楽をもって退団いたします。娘役としての気品、強さ、やわらかさといった多面的な魅力を持つ彼女は、今まさに充実の時を迎え、後輩たちの良き目標ともなっております。退団するその日まで、より一層輝き、より多くのものを残していってほしいと思っておりますので、何卒ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。」
朝月希和
「本日は誠にありがとうございます。これまで頑張ってこられましたのは、皆さまの愛に背中を押していただいたからこそと、感謝の気持ちでいっぱいです。このご恩をお返しできますよう、娘役として、舞台人として、最後まで精一杯務めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。」
~退団を決意したきっかけ~
「ずっと目の前のことや与えられた課題に必死に取り組んでまいりましたが、自分でゴールを決めたほうが全力で駆け抜けていけるのではないかと考え、『CITY HUNTER』『Fire Fever!』の公演を終えた時、退団を決意いたしました。」
~相手役の彩風咲奈について~
「彩風さんの相手役としてご一緒できるご縁に感謝しております。私にとって、彩風さんの隣は、温かくもあり、また、自分自身を磨き、向き合える場所だと感じております。退団をご報告した時に、『最後まで妥協することなく、芸事に精進していこう』と言っていただきましたので、そのお言葉を胸に、真摯に取り組んでまいりたいと思っております。」
~印象に残っている役~
「『ヴェネチアの紋章』で演じたリヴィアは、ひとりの人をひたむきに愛し続ける素敵な役で、印象深いです。中でも彩風さんと踊ったモレッカは、苦悩、そしてそれ以上の喜びや幸せといった、たくさんの感情が入り交じり、忘れられない大切なひと時となりました。」
~目指してきた娘役像~
「太陽のように明るく前向きな気持ちを、皆さまにお伝えしたいと思って務めてまいりました。今、心から宝塚と娘役が大好きです。最後の日まで感謝の気持ちを忘れずに、精進し続けてまいります。」

