體が語りかけていたこと
先日、あるクライアント様との出会いがありました。
数年前から突然、體が硬直し始め、車の運転ができなくなり、
やがては一人で歩くことすら難しくなり、
呼吸も苦しくなっていったといいます。
病院で精密検査を受けても「異常なし」。
東洋医学、鍼灸、整体と、あらゆる場所を訪ねても、
原因はわからないままでした。
病名すらつかない。けれど體は確実に、
日に日に硬直していく。そんな中でご縁があり、
私のコーチング(全6回)を受けていただくことになりました。
1回目 ― 押し殺してきた過去との対面
1回目のセッションで炙り出されたのは、幼少期の苦しみ、
恐れ、不安、そして心の傷でした。
ご自身でその存在を認めていただいたとき、思った通り、
長年押し殺してきた過去が次々と溢れ出してきたのです。
ご自身でも忘れていた、思い出したくなくて蓋をしてきた記憶。
それを勇気を持って開けてみることで、当時の記憶が蘇り、
号泣されました。
点と点がつながる瞬間
涙が流れたあと、これまでバラバラだった点と点が、
少しずつ繋がり始めていきました。
ご本人も驚きと懐かしさが入り混じったような、
感慨深いご様子で、しばし放心状態に。私はただそこに寄り添い、
ご自身の力で過去の自分を癒していく時間を見守りました。
すると、次第に表情が明るくなり、
笑顔が見られるようになっていったのです。
あれほど硬直していた體も、少しずつ緩み始めていきました。
「ブロックを外せば変わる」の先にあるもの
巷では「ブロックを外せば変わる」とよく言われます。
ですが実際には、そんな単純なことではありません。
幼少期から数十年にわたって覆い被せてきたものは、
山ほどあるのです。
確かに変わり始めます。けれどこのまま放置してしまえば、
また元に戻ってしまう。その程度の効果でしかないのです。
トラウマや心の傷を見つけること――それはあくまで序章に過ぎません。
本当に大切なのは、その傷を魂レベルで癒すこと。
私はそう考えています。魂レベルで癒すとは、
一体どういうことなのか――それはまた、次回にお話しします。
つづく
私のコーチング『心と體の統合コーチング』を詳しく知りたい方https://kokorotokaradanotougoukoutinngu.hp.peraichi.com