昨日(27日)「歴史ミステリーVS超能力 ~本能寺の変&龍馬暗殺の謎解きSP~」というのを見た。
(リアタイはできなくて、夜中に配信で見たのだけど)
イギリスの超能力者が、日本史の謎を探るみたいな。
超能力者の人が言ってることは、別に目新しいことは何もなかった。
光秀は本能寺にいなかったとか、信長の首は家臣が持ち出したとか、ここ数年で話題になった話だよね。
龍馬を見廻り組が討ったというのも、オーソドックスな話。
番組に出てた人たちは、外国の人が何でそんなことを知ってるんだと驚いていたけど。
スタッフとかがいくらでも情報を渡せると思うの。
疑ってかかればね。
ただ、私がちょっと感心したのは。
超能力者の人、お墓や史料を探るときに「ここに入ってもいいですか?」とか「これは触ってもいいですか?」と。
その場所や物を管理してる人に許可をもらってから触れてたのよね。
テレビ番組が取材に来るんだから、そんな許可はとっくに得ているだろうに。
一般人だって、観光にせよ研究にせよ、史跡とかに割と平気で踏み込んじゃったり触ったりすることって、あるよね。
(自戒を込めて・・・)
異国の超能力者さんが、日本の史跡にちゃんと敬意を持って接してくれてるのが、うれしかった。
あと、その透視の結果が。
本能寺の変に黒幕はいない、光秀が自分の意思でしたということ。
光秀ほどの人が誰かに唆されてとか操られてとか、そんなみじめなのやだもんね。
結果は失敗だったかもしれないけど。
光秀なりの信念があったということ。
龍馬暗殺も、容保公が見廻り組にやらせたってことだけど。
これが正しいという正義と信念のもとに行動していたと。
そうね、あの時代は、誰が正しかったなんて結論は出せないと思うの。
会津には会津の正義があったのよ。
驚くような説はなかったけど、納得できる話だった。
超能力を信じるか信じないかは別として。
歴史バラエティとして。
一つの考察としておもしろく見させてもらいました。