渋谷の夜は悲しい色やね 3 | エメラルド

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好きなことや日々の雑感を書き綴ってます

令和元年12月8日、半田さんのライブに行ってきた。

忘年会やって、新年会も終わって。

今さら?って感じですけど。

楽しかった楽しかった忘年会や新年会のこと書こうと思っても。

半端にしてた「健人の部屋Ⅲ」のことが気になって。

(それ以前に、書いてないレポもいっぱいあるんだけど)

書きかけたからには、完結させなくては。

年をまたいでしまったけど、続き書きます。

 

いつものとおり、私の曖昧な記憶です。

思い出は美し過ぎて、誤った記憶や解釈の違いなどもあろうかと思います。

全てを鵜呑みにせずに。

こんなこともあったのかもしれない程度にお読みください。

 

渋谷の夜は悲しい色やね 1

渋谷の夜は悲しい色やね 2

 

ピンクのスーツがかっこいい半田さん。

私もそんな色のスカートだったので嬉しい。

(最近、この色お気に入り)

水木一郎アニキは、いつものようにマフラー立てて。

2人の音楽談義、真摯な人柄。

それらが相まって、とても楽しいトークだった。

(ごめん、内容はもう断片的でしかなくて・・・)

 

気仙空想文化祭で半田さんが歌った「危ない橋を渡るな」をアニキが気に入ってくださったようで。

半田さん、喜んで提供しますと。

私は、この歌を平成30年12月のライブで初めて聴いた。

(採用されなかったけど、近田春夫さんのアルバム用に書いたんじゃなかったっけ?)

私も好きな曲だったので、気仙空想文化祭で歌ってくださったときは、うれしかったな。

まぁ、アニキが歌ってくださるなら、CDに入れてくださったりするなら、それもいいかな。

 

半田さんのギターで、アニキが熱唱。

なんて素敵なシチュエーション!

何となく、特撮ソング的な熱量の曲なのよね。

だから、この2人のコラボというのが、すごく燃える。

 

でも、ちょっとだけツッコミ入れていいですか?

「♪今すぐ窓開け飛び降りろ」のところで、アニキが窓を開ける仕草をしたのだけど。

アニキ、それ横に開ける窓ですよね。

あの歌、汽車の窓から飛び降りるんだと思うの。

だから、窓は上にこう開けるべきじゃないかなぁ・・・

なんて、どーでもいいことを思ってしまった。

 

その後、アニキが退場して、しばし休憩入ったんだったかな?

ここリビングルームカフェ&ダイニングのみかんジュースが、とても好きな私である。

(ただし、高い!量が少ない!)

 

いよいよ第2幕。

半田さんの歌です。

いつものアニエス先生のピアノも素敵。

飛行機の歌(三発ジェット)から始まって。

「東京タワー」「乙女花」と、ここは大好きな曲。

ミラーボールの光の中で、揺れながらうっとり聞いた。

祈るように見つめていた。

いや、ほんともうかっこよくてね。

歌も、半田さんも。

 

それから、半田さんが大好きな野口五郎さんの「君が美しすぎて」。

そして、半田さんが授業中につくったというリスペクト曲「ぬれた瞳」。

五郎さんのことを熱く語る半田さん。

なんか、半田さんが五郎さんに見えてくるよ。

 

そして、一緒にラジオをやってる林哲司先生の曲。

そう、ここで出てきたのが、「悲しい色やね」だった。

歌としての「悲しい色やね」は、もちろん知っていた。

いい歌だとも思ってはいたさ。

でもでも、こんなに素敵な歌だったなんて!

 

何だろう、半田さんの歌声、表情、仕草。

それらが全て、この曲とベストマッチしていた。

何なら、桟橋に止めた車にもたれて、にじむ街の灯を見てる半田さんの姿まで幻視してしまう。

「東京タワー」も「乙女花」も素敵だったけど。

「悲しい色やね」は、それを超えて私の胸に迫ってきた。

鳥肌が立つとはよく言うけれど。

それ以上の震えるような感覚。

私は、半田さんの「悲しい色やね」にすっかり心奪われてしまった。

 

この海は、実は尼崎の海なんだとか。

上田正樹さんが歌ってるのは、ちょっと歌詞が付け加えられてるとか。

裏話みたいなのも出たけれど。

そんなことはどうでもよくて。

とにかく、半田健人の「悲しい色やね」は絶品だった。

 

その後しばらく、この日のことを思い出すたびに浮かんでくるのは「悲しい色やね」。

ちょっと気を抜くと、「悲しい色やね」が頭をぐーるぐる。

サックスの音色とともに、にじむ街の灯に浮かぶ半田さん。

だから、レポのタイトルも「悲しい色やね」。

半田さんオリジナルではないのだけれど。

この日一番の名曲でありました。

 

つづく

 

すみません。

やっぱりまだ終わりません。