読んではみたけれど | エメラルド

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去年、フィリップが主演した映画「あゝ、荒野」。

それを見た無免許医が「魂持ってかれた」とか言ってたので、それは見なくてはと思った。

で、手始めに原作本を買ってみた。

ちなみに、飛彩先生の写真集イベントに行ったとき買ったのだ。

 

読んでみたけど。

さっぱり理解できない。

なんかもう、映画見る気も失せてしまった。

途中まで我慢して読んだけど。

あとは、思い出したときに途切れ途切れに読んでいた。

最近、やっと読み終わりそうなんだけど。

八カ月ぐらいかかったわけだ。

 

寺山修司って、こんなだっけ。

はるか昔に、何かしら読んだような気がするけど。

果たして、理解して読んでいたのだろうか。

私が年とって理解できなくなったのか。

 

結局、時代が変わってしまったのではないか。

あんなこと書いてたら、今だったら各方面からクレームの嵐だよ。

倫理観とか感覚とか、今とは全然違う。

こんな猥雑な世界、みんな目を背けたいだろう。

私もまた、理解なんてしたくない。

 

そう思いつつ。

こういう世界は今も確かに存在していて。

本質的には変わってないんじゃないのか?

人間なんて結局そんなに高等な生き物じゃないんだろうなと。

世を騒がす悲惨な事件なんかを見ながら思う。

 

「あゝ、荒野」もうすぐ読み終わるけど。

やっぱり、おもしろくないよ・・・

映画って、どうだったんだろうね?

もう見る気はないけど。