半月を追いかけて・あけまして警察署長編 1 | エメラルド

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好きなことや日々の雑感を書き綴ってます

コメントしなくなって1週間。

もう、足洗おうかなぁとか思ったり。

それなのに、来ると決まれば何とか行けないものかと画策しようとしたり。


これから組がどうなっていくのか。

いろいろと寂しい思いは消せないけれど。

自分の使命は文章で記録することだと思ってるんで(勝手に)

楽しかったあの日のレポ書きます。



1月10日、白石に行ってきた。

110番の日で、組の皆さんが1日警察署長として警察署に出陣するのだ。


仕事始めからまだ数日しか経ってない平日。

有給制度はあるけれど、仕事も詰まってはいないけれど。

何というか雰囲気的に休みづらい。

本当は、行くのは無理だと思ってた。


でも、去年暮れのある日。

そう、あれは忘年会の真っ最中だったわ。

友達からメールが来た。

ツイッターで、あの御方が10日白石に行くかもと言っているらしい。


私は、ツイッターはやらないと決めているので、フォローも見ることもしない。

そこから情報を享受するということは、自分の中で義に背くのではないかというような思いがある。

それなのに、友達の情報に予想以上に燃え上がっちゃった自分がいた。

もう、心が躍っていた。

潔くないとか義に背くとか、そんなこたぁ全然考えちゃいなかったよ。

即座に、行くと決めた。


だって会いたいんだもん。

愛の前には、義なんて吹っ飛んじゃうの。

(こんな使い方したら、謙信公と兼続公にぶっ飛ばされそうだな・・・)

ブログで発表になってからじゃ決断できなかったよ、きっと。

教えてもらって、すごく感謝してます。

舞い上がるような思いで、日々を過ごした。


それでも、ほんとに休めるのかとか。

家族への対応はどうしようとか。

何より、大雪だったりしたらどうしようとか。

前日まで、不安は尽きなかった。

(だから、日記でもあえてふれてなかったの)


数日前から、追っかけ用の服なんかを車にこっそり運び込み。

お土産も、前日にそっと車に忍ばせ。

当日、何事もないかのごとく息子たちとダンナを送っていった。


朝から粉雪が舞い、寒くて道はツルツルで。

狭い道では、自分も対向車もヨロヨロでぶつかりそう。

何度かヒヤリとする、そんな冬の朝。

ダンナを降ろしてから、高速道路まっしぐら!


いやぁ、高速で50キロ以下ってどうよ・・・

右の車線に行って追い越そうとも思うんだけど。

右車線はあまり車が走らないらしく、道にうっすら雪がある。

下手に車線変更なんかして、ツルンといったらどうしよう。

ただでさえお忍びの旅。

ここは、慎重にいかねば。


それでも、山を越えたら雪は消えていった。

空には日の光。

ちょっと、暑いぐらいじゃない。

この気温の差はどーよ!

とにかく急いで、白石突入。


申しわけないけど、お城近くのスーパーのトイレを借りて変身。

だって、出勤の格好で来たからね。

久々に会えるんだもの、おめかししたいじゃない。


あちゃー・・・この日のために新調した下地クリームとか口紅とか忘れてきちゃったよー!

あれ、六文銭の缶バッヂどこ入れたっけー?!

そんなドタバタ変身しながら、何も買わずに店を出た。

ごめんなさいっ!今度時間ある時に買い物しますから。

時間がないので、今回は許してー。


場所は白石警察署。

いつか、白石のガイドブックを書くのが夢の私。

本年初のご紹介する場所は、白石警察署でございます。

奥州街道をずっと南に下ればよかったのかもしれないけど。

私は、4号線を行っちゃいました。

お城のところをさらに通り越し、どんどん田んぼ道へ。

大平小学校を過ぎた信号のあたりから細い道に曲がるはず。


ちゃんと地図は確認してたものの、曲がるべきところ直進しちゃった。

途中で気づいたけど、Uターンできそうなところがなく。

しばらく行ったところで道を曲がって。

そこから戻って、今度はちゃんと曲がって、約30分遅れでたどりつきました。


門を入ると、真正面で既に何かやっていた。

あら、ギャラリーもいっぱい。

車、目の前に停めるわけにゃいかないよなぁ。

とりあえず裏手に回って、やっと一台分あいてるとこに無理やりもぐりこんだ。

(こういう時、軽は便利だ)


恐る恐る近づいていくと、警察署建物入り口の門番みたいな人が気づいて、優しく声をかけてくれた。

もしかしたら、何か相談に来た人と思われたのかもしれない。

「あの・・・アレ見たいんですけど・・・」

「ああ、110番の日見に来たの」

ちょっと拍子抜けしたような感じだったけど、どうぞここを通ってくださいと親切に前を通してくれた。


建物の前を通って、車庫らしきところに行くと。

いらっしゃいました!


エメラルド


はうぅぅぅぅぅ、後ろ姿も凛々しくていらっしゃる恋の矢

ある意味、私のベストポジション。

ギャラリーの皆さんは、車庫の中で見てるんだけど。

私は、この後ろのポジションをキープしたのでした。


多分、白バイに乗ったりするのは、私がつく前に終わっちゃったんだろうなぁ。

(バイクのあの御方、見たかった見たかった見たかった・・・)

この後しばらくは、この後ろ姿のままです。


エメラルド


このイベントを、地元の小学生が課外授業として見学に来ていた。

私がついた時は、小学生に対する防犯指導劇をやっていた。

ちひろちゃんという女の子が、不審者に声をかけられたらしい。

ちひろちゃん役も不審者役も、大人の警察官。

赤いランドセルのちひろちゃんの方が背が高かったりして。


この不審者ってのが、赤い帽子に赤い上着でリュックサック・・・

それ、私が追っかけする時の格好ではないのか?!

(今日はちょっと違うんだけど)

私って、不審者の装いだったのかぁ。


結局、不審者は通報によって無事につかまりました。

「お医者さんごっこがしたかっただけだよぉ」と叫びながら。

警察署長たる組長と虎太郎殿とあの御方は、その様子をただ見ているだけなのでした。

じっとしてると、寒いよね・・・

手がかじかんでくるよ。



つづく