クリスマス目前だけど、心はまだ11月の忍城攻め。
今年最後の出陣の思い出の続き。
前回までのあらすじ。
雄叫びが嬌声みたいだった・・・
雄叫びとともに抜刀し飛び出す甲冑武者と足軽たち。
取り囲む舞台には、忍城の方々がそろっていらっしゃいます。
さっきまで黒子の格好だったのぼう様も、ちゃんといつもの格好。
愛しのユキエさんもおられます。
思わず「キャー
」と歓声上げたくなってしまうけど、ここは我慢。
石田軍の兵として(私は真田軍の兵だけどぉ)刀を構えて忍城の方々に対峙します。
和泉さんが舞台を降りてきて敵を斬る。
「こっちじゃ!」と走り出します。
石田軍の一部がそれを追っていきます。
敵を分散させる作戦なんでしょうな。
そして、そうやって我々を退場させるわけです。
「和泉ちゃーんがんばってね」と見送るのぼう様。
次に丹波さんが降りてきて、かっこいいセリフにキメポーズ。
「ついて参れ!」と駆け出し、石田軍の一部がそれを追います。
「丹波さん頼りになるなぁ」とのぼう様。
ちなみに、ここまでが昨日の練習会に参加した人たち。
残ってるのが、私を初め練習会に参加してない人たちのようです。
いよいよ、ユキエさんが舞台を降りてきました。
凛々しく刀を構え、私たち敵を睨みつけます。
ああ、そんな目で見つめないでぇ~![]()
しかし、今の私は石田軍(ていうか真田軍)
そんな視線に負けるわけにはいかないのよっ!
「この人数では・・・無理だ」
いきなり、「うぉおおおおおおお」と走り出すユキエさん。
そんなぁ、もう大した人数残ってないわよぉ。
しかし、石田軍(しつこいようだが真田軍)の私としては、何としてもユキエさんを仕留めねば。
残った足軽の皆さんとともに、刀を構えてユキエさんを追います。
心の中では「きゃー
」な状態だけど、あくまで「うぉおおおおっ」と雄叫ってるつもり。
そして、私のこだわり。
途中で、刀を下段にして走ってみた。
でも、ほんの短い距離だったから何を今さらというか。
やる気なくなって刀下ろしたみたいで。
かえってみっともなかったかなーと、後悔した。
この場面、後に動画サイトで見たんだけど。
やっぱり女声というか子供の声みたいに聞こえるよね。
いや、私の声ってわけじゃなくて、全体の声が。
そして、自分を見つけちゃったんだけど。
えーっ刀を片手で持ってるよ。
ちゃんと構えてないよ。
走り方もテケテケしててみっともなかった・・・
今後の出陣に向けての反省。
低い雄叫びを出せるようにしたい。
そんで、もっとビシっとした動きをしたい。
走るにしても刀構えるにしても、なんかしまらないんだもん。
どうやったらもっとかっこよく動けるんだろう。
これからの研究課題です。
ここで私たちの出番はおしまい。
ほんと、短い時間でした。
後は、カーテンコールまで舞台裏のお客様状態。
バラバラになったマネキンが片付けられてきて。
ああ、これ誰かに斬られた設定なんだろうなぁなんて思ったり。
何となく聞こえてくる声で舞台の様子を想像するしかありませぬ。
後は、領民役の方々の見せ場。
水に見立てた水色の布を駆使して、忍城水攻めの様子をあらわしている模様。
そして、のぼう様が踊ってる音楽。
何となく、舞台裏の私たちもそれに合わせて手拍子したりして。
映画でもそんな感じだったもんねー。
でも、しばらくしたらスタッフの人に「あの・・・のぼう様もう撃たれましたから手拍子やめてください」と言われてしまった。
ちょっとノリ過ぎたかしら?
忍城は開城したけれど、決して負けはしなかったのでした。
物語が終わって、いよいよカーテンコール。
私たちも再び表に出ていきます。
正面前方に進み、並んでお辞儀。
そして、この時流れてる曲は、映画「のぼうの城」のエンディング。
エレファントカシマシさんの「ズレてる方がいい」
映画の主題歌でカーテンコールなんて、かっこいぃ!
ほんのわずかな出演だったけど。
なんか、大作に出ちゃった気分だよん。
後で見ると情けないかっこしてたかもしれないけど。
あの時は、ほんとに夢中で真剣だったんだ。
泉下の昌幸パパん。
私、真田軍の足軽として立派にユキエさんを追い詰めましたぞ!
(あ、何で無視するんですかぁ・・・)
つづく