
今の職業が、絶対向いてない職業に思えてきた。
ああ、接客業も無理だな、愛想ないし。
幼稚で目先のことしか見えなくて苦労知らずだからさ。
私のような気の利かない者は、どんな職業についても無理なんだろうな。
いや、また仕事で注意されてどんよりしてんの。
ビジネス文書というのは、だれが読んでもわかる文章でなくてはならない。
いろんな解釈されるような文章じゃダメなんだ。
自分が考えて書く文章ならともかく、人の言葉を文章にするってのもこれまた難しい。
言葉を間違って解釈しちゃうことだってあるわけだし。
その仕事に合った文体ってものもあるし。
もう何年もやってる仕事なのに、まだ覚えられないのかと言われてしまう。
私が深読みしすぎなんだろうか。
全然違う話になるんだけど。
同じ文章で違う解釈をされてしまう例文というのがあった。
「ラーメンは素人が食べるものなのよ。素人がわからない味をつくってどうするの」
これを職場の人と読んで、「えー、絶対1つの解釈しかできないよねー」と言っていた。
私は、「素人が食べるものだからこそ、無駄に凝った味付けよりもシンプルで美味しいものを作るべきだ」というように解釈した。
しかし、別の人は、「どーせ素人なんて味がわからないんだから適当に作ればいい」と解釈していた。
目から鱗というか、こういう解釈もあるんだなーと驚いた。
こんな短い文章ですら、全く違う解釈をされてしまう。
ましてやビジネス文書。
人の言葉を私が解釈して私が文章にする。
やっぱり、言葉の齟齬というかそういうのが往々にしてあるんだろうなー。
いや、文章にはちょいとこだわりがあるからこそ、こういうことを怒られるというのが非常に悔しいというか。
ある意味情けないというか。
もしかしたら、私の方が正しいのではないかという思いなんかもあって・・・
素直に反省できない。
さらに、気が利かないとか性格上のことまで関連させて注意されると、さらに素直になれない。
ひねくれちまうぜ。