東京ボウケン紀行・クマちゃんに会いに行こう③ | エメラルド

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さて、いよいよ「狐狸狐狸ばなし」の始まりです。

これ、今後各地で上演するみたいなんだよね。

だから、ネタバレしないようにざっと感想を。


感想は・・・好きじゃない。

なんていうか、救いようがないって気がするんだ。

男と女の化かし合いっていうか、パンフレットには「ドキドキワクワクのサスペンスと笑い」なんて書いてある。

まあ、喜劇なんだけどさ、私は笑えなかったのよね。

何でここで笑いが起きるの?みたいなとこもあって。

いや、私がこういうものを見なれていないせいもあるんだろうけど。

まぁ、T氏が出てなかったら見ることもなかっただろうお芝居だからなぁ。


そのT氏は、お名前が「寺杣昌紀」と漢字表記になってます。

声優さんじゃなく役者さんとしての活動は漢字なのかしら?

前にも演じられた役のようで、主役の山本陽子さんとも阿吽の呼吸。

T氏の役は、重善という色男のお坊さん。

そう、色男なんですよ。目張りなんかしてメイクばっちり、ほんとかっこいいの。

「俺はなんでこんなに女にモテるんだろうなー」なんてセリフも言っちゃうの。

ちょっと、ウラがそんなこと言ったら殴り飛ばしてたわよ。

T氏が言うと許せちゃうのよねー。


主人公おきわさんはゲキレン長屋みたいなとこに住んでて、ダンナさまが嫌いで重善と浮気してるの。

そのダンナ伊之助は松村雄基くん。

ミキ(伊藤かずえちゃん)にタンカ切ってたかっこいい松村くんはここにはいない。

おきわが好きで好きで、浮気してても目をつぶっちゃうようなヘタレなダンナ。

でも、その好きは体だけって気がする。結局体だけが目的じゃないのかって・・・

こんなダンナだったら、私も絶対いやだ。


おきわさん、夫の留守に家に重善を呼んでよろしくやっちゃってます。

ある時は、「朝までありがたい法話を聞いている」ということで、お寺に泊まったり。

私とかメレちゃんみたいな長屋の女たちが噂してるわけよね。

評判の悪女。でも、自分の気持ちに正直なかわいい女性だと思うよ。

重善さんのことが好きで好きでたまんないのよね。


ところがその重善さん、「俺は間男の味に惚れてたんだ」

別に相手はだれでもいいみたい。

最近、お金持ちのお嬢さんに惚れこまれて、婿養子になんて話も出ている様子。

そう、とにかくモテるのよ。

金持ちのお嬢さんおそめちゃんは評判の醜女(しかも、妙な性癖があるらしい)

しかし、重善はもうしっかり手を出しちゃってます。


おそめ役は、第一部で華麗な姿を披露した女形の嘉島俊典さん。

第一部ではほんとにかわいい女性をやってたのに、こちらでは見事なブスメイク。

でも、このおそめちゃんにしたって、とにかく重善を慕ってるのよね。

ブスなんだけど、ある意味いじらしくてかわいいわ。


この話、女はかわいいけど、男が嫌なやつばっかりって気がする。

まぁ、重善は色悪というか、そういうとこが女にモテるのかもしれないけど。

私がこの話好きになれないのは、いい男がいないせいかもしれない。

あ、T氏はかっこいいんだけどね。

なんというか、人間的魅力のある男がいない・・・


そんな中で、T氏はいろんな表情を見せてくれる。

モテていい気になってる顔とか、恐怖に引きつった顔とか。

あーっおそめちゃんに押し倒されてるーっ!

姿はお嬢さんだけど、演じている方は男性。

きゃーっT氏が下ですかい?(なんて・・・よくないCDを聞いてるからそんなことを・・・)

私にとってこのお芝居は、いろんなT氏を楽しむ、それだけでした。





ボク、わかんないから寝てた・・・



ある日のゲキレン長屋。

「ちょいとおメレちゃん聞いたかい?手拭屋のおきわさんの話」

「聞いたわよー信じられないねー。私なんてこんなにリオさま一筋なのにぃ」

「まったくだよ。でも、閻魔堂の重善和尚は・・・かっこいいかにゃ?」

「あ、あんたまさか・・・」

「何言ってんだい、あたしもうちの人(モモ)一筋だよっ」