家に帰ったら、次男が顔にタオルを当てて横になっていた。
自転車で、転んだそうだ。
顔に思いっきり擦り傷できてる。
口の中切れてるし、唇腫れてるし。
顔から落ちたわけやね。
なんでそんなことになったか聞いてみたら、坂道を自転車で駆け下りたんだと。
わかる、わかるよ。状態が目に見えそうだよ。
次男、赤ちゃんみたいな顔してるくせに、あちこちに傷がある。
救急車にも乗ったし、縫うような怪我を何回もやってるんだ。
今回の傷は、残るようなものではなさそうだけど・・・
本当にこいつは考えなしの無鉄砲。
でも、そういうとこが大好きだよ、私は。
そういえば、昔次男が病院に担ぎ込まれた時、検査のために手術台みたいなとこに乗せられた。
「おお、本郷猛みたいだなー」と励ましたつもりだったが。
「おかーさん、どうしてこんな小さな子が本郷猛を知ってるんですか?」とお医者さんにつっこまれた。
そんな小さな時から大怪我してるんです。
そんな小さな時から本郷猛知ってるんです。
長男は、慎重派。
間違っても、坂道を駆け下りたりしない。
そんなことして怪我する次男を、自業自得と白い目で見てる。
しかし、「眼帯すると似合いそうだな」と、わけのわからんことを言っていた。
顔に傷→眼帯という発想か?
「眼帯かっこいいなー、俺も眼帯してみてー」だと。
眼帯キャラが好きなのか?
「おまえ、もしかして九ちゃんみたいなタイプ好きか」と聞いてみた。
ちなみに、九ちゃんというのは、銀魂に出てくる眼帯した女の子ね。
九ちゃんのそばには、いつも東城がついてるぞ(東城の声はウラだぞ)
弟が怪我したってのに、そんな話で盛り上がってる私たち・・・