ある日、息子が言った。
「ママがよそのうちのお母さんみたいに、もっと勉強しろとかテストの順位がどうのこうのうるさく言うお母さんだったら、俺の成績はもっとよくなるんじゃないかなー」
あのなー・・・
ママは、自分が言われていやだったことはあんたたちには言わないつもりなんだよ。
でも、考えてみればうるさく言うのも親の愛なんだよね。
実際、親がうるさく言ったからこそ私はそれなりにやってきたわけで。
もし何も言わない親だったら、勉強なんかしなかったし、悪の道に踏み込んでいたかもしれない。
子供を導くのが親の仕事。
親がいろいろ口出しするのは、仕方ないことなのかも。
ま、それが過ぎると過干渉ってやつになるんだけどさ。
親の心子知らず。
親がどんなに思っても、子供はその愛にはなかなか気づけない。
子の心親知らず。
どれだけ望みをたくしても、子供には子供の思いがある。
結局、子供は自分の道を歩いていくわけだからさ。
それが正しい道だと思うんだ。
とりあえず私は、私なりの愛情で子供たちを見守っていきたい。
そして、自分の親に対しても、できればそういう姿勢でいきたい。
また息子が言った。
「ママって、ふざけたやつばかり好きになるよね、電王とか」
私、子育てを間違ったでしょうか・・・