教育的桃太郎 | エメラルド

エメラルド

好きなことや日々の雑感を書き綴ってます

政府の、教育再生とか何とかっていってる新聞記事を目にした。

ゆとり教育見直しとかってやつよ。

その中の項目で、「民話や神話、おとぎ話などを通じて徳目や様式美を身につけさせる」ってのがあった。

ほほぉー、おとぎ話というと・・・

自分も鬼の仲間みたいなもんなのに、「俺はこういうのがやりたかったんだぜっ」とか言って鬼退治に出かける桃太郎とか金太郎のことだろうか。

それとも、乙姫さま釣り上げて竜宮城でハーレム状態だった浦島太郎とか。

はたまた、貧しいおばあさんが苦労して養ってやってるのに、まんじゅう作らせて毎日遊びまわってる龍の子太郎かな。

そういえば、一寸法師もお姫さまと仲良くなるため、ちょっとひどいことやってるよ。

(タロスじゃないけど、一寸も好きなの)

おとぎ話に親しんで、「鬼も好き」とか言いながら、鬼退治の話ばかり大好きなやつもここにいる・・・

徳目って、何?

様式美だったら、戦隊なんてまさに様式美の世界だよね。原型は白波五人男なわけだし。


時代とともに進化し続ける桃太郎。

時の政府や大人の都合で、よい子の見本みたいにされたり。

時には侵略の象徴みたいに非難されたり。

それも何だかなぁ。

ま、私も自分の妄想の世界で好きなわけだから、いろんな解釈はあっていいのかもしれないけど。

昔の凛々しい桃太郎も好きだけど、私はやっぱり暴れん坊桃太郎が大好きよ。