サソード・山本くんは、ベタなラブストーリーが好きなんだって。
山本くんのサイトで、「モーソーLOVEストーリー」てのを募集していた。
クリスマスやお正月に、山本くんとどんなデートをしたい?てなやつ。
妄想なら、ここは俺に任せろ!
というわけで、こっそり書いてみた。
あ、応募する気はないので、山本くんじゃなくあくまで坊ちゃまね。
きょうは神代家でのクリスマスパーティー。
じいやの運転する馬車で、あなたが迎えにきてくれるの。
お屋敷には、無駄に大きなクリスマスツリー。
サソードゼクターやディスカリバーもぶら下がって、なんだかわくわくするね。
「帝王たるもの、家臣に飾りつけをさせる名誉を与えることも大切だからな」
部屋中キラキラの飾りつけは、じいやが徹夜で用意してくれたみたい。
あなたが詩を朗読してる間、じいやが企画を説明してくれた。
豪華なディナーや演奏会、私のためにいろいろ考えてくれたんだなーって、感激。
でも、企画は全部、ディスカビル家を立て直してからなんだって。
じいや手作りのクリスマスケーキは、ほっぺた落ちそうにおいしくて、パーティーはいよいよクライマックス。
「俺はクリスマスにおいても頂点に立つ男だ」
ほんとにすてきなクリスマス。なんだかジーンとしてきちゃった。
だから、どうしても言わなきゃ。今、この思いを伝えなきゃ。
「好きです・・・じいやさん。まずは弟子入りさせてくださいっ」
坊ちゃまにはミサキーヌがいるからいいじゃない。
いやー、やっぱりじいやの手料理ははずせないよね。
ゼクターとかいろいろ飾ってあったら、私絶対感激するな。
あ゛ぁー、みんな引かないでくれー。