あなたのためじゃないの

なんて言ったのは

偽りよ


気づかないあなたが

悪いのよ


じゃなきゃ

私があんなに

尽くす訳ないじゃない

あなたとこうしていられることが
こんなに心地いいだなんて
あなたとこうしていられることが
こんなに安心するだなんて

知っていたのかしら
分かっていたのかしら

こうすることで
あなたが離れていくことを

ただ
好きなだけなのに
こうして
あなたを
そばに
感じて

さよならも
遠い
思い出に
できたなら

蕾が

膨らむように


世界が

色づくように


私の日常が

開けたあの日

今が全てだと思っていたあの頃

私はとても幼かった

好きと愛を勘違いして

背伸びをしていた


今が全てだと思っていたあの頃

あなたが全てだと思っていた

失ってしまって

私の世界は終わったと思った



世界は

誰の

ために

動くの


世界は

今も

静かに

動くけど


世界は

誰も

真意を

知らない

あたしは

あたしだもの


あなたは

あなただもの


他の誰とも違う

あなたとあたし

だから

憎み合ったのかもしれないけど


だけど

愛し合えたのかもしれない

目の前に居るあなたに

ドキドキしなくては

好きじゃないのでしょうか


目の前にいるあなたに

愛しいという感情があれば

好きなのですよね



ねえ

もうすぐ終わるなんて

誰が想像できたかしら


ねえ

もうすぐ別れるなんて

誰が想像できたかしら


ねえ

あなたがこの町を去るなんて

誰が想像できたかしら


ねえ

私があなたを好きだったなんて

誰が想像できたかしら

どうして

あなたは

私に

気づかないの


どうして

あなたは

私を

選ばないの


どうして

あなたは

あの子を

愛しているの