こんにちは、続きです。





アキラ君からの婚約破棄。

その夜はやっぱり眠れませんでした。

でもなぜかこの時はあまり悲しみはありませんでした。悲しみの気持ちより…虚無。

現実感がなくてポカン。

これは現実なの?夢なんだろうか?

本当にそう思いました。



苦しかったのは次の日。眠れなかったけどいつの間にか寝ていて朝起きて。

夢じゃない。現実。


私はアキラ君に振られてしまった。


それを受け止めると、涙が急に出てきて止まりませんでした。

何で、何で?

ついこの間までは幸せだったのに。

アキラ君と2人で歩んでいこうと決心したのに。

なぜ?何で?

私が悪かったの?悪かったんだ。あんなに優しくて素敵なアキラ君に思い詰めた表情をさせた私が悪かったんだ。

自分を責めました。


仕事に行く気力もなく、目も腫れて。

結婚しろとうるさかった母もさすがに心配してくれたようでした。

ここでやっと、結婚がなくなったことを言いました。


私の母は烈火のごとく怒りました。意外だった…。

勝手にアキラ君に連絡を取りました。

話を私にも聞かせてください、と言ったようです。

でもアキラ君は「ごめんなさい。」としか言わなかったようです。

ご両親にも連絡を取ったけど「アキラが決めたことですので」と言われたようでした。

私はずっと泣いていました。




アキラ君とは、あの日以降会うことはありませんでした。