喜多方ラーメンと呼ばれるものがある。
福島発祥らしく、山形に住んでいた未成年時代に家族で食べたことがある。
その時の感想は珍しく家族全員が一致した。
「うっすい。」
以来、自分の中で喜多方ラーメンとは
『なんかうっすいのになんか人気がある』
不思議なラーメンという印象である。
そんな思い出と印象を持ちながら生きてきたが、聞こえてくるのは良い評判ばかり。
Wikiを見たら
『札幌、博多と並ぶ日本三大ラーメン』
とまで書いてあった。
……もしかして、あの時食べたあの店のあのラーメンがたまたまうっすいラーメンだっただけなのではないか?
そんな思いを何年も前から抱いてきた。
そして先日、偶然が重なり喜多方ラーメンを食するタイミングが巡ってきた。
伺ったのは
ちょっと飲みたい気分だったので、
ビール
角ハイ
味玉
餃子
喜多方ラーメン
を注文。
ビールと角ハイは普通。
まあ、ビールが臭かったりしたら食事以前の問題で衛生管理に疑念が出てくるのだが……。
味玉も普通。
もっとも、余程酷いとかなければ、これもそこまで差が出るものではあるまい……店毎に濃い薄いの個性はあるのかも知れんが。
餃子も普通。
著しく美味くも不味くもない。
少し風味が薄いかな……という気もしたが、良くも悪くも印象に残らん餃子。
先ずはスープを一口。
……うっすい。
やっぱりうっすい。
でも、風味自体は割と美味しい。
あれ?
どっかで食べた感じなんだよなぁ?
徳島ラーメンかな?
アレを1/5にした様な印象?
……もう少し強ければなぁ。
麺は割と太めで食感はモチモチ。
結構好み!
チャーシューは……お!
しっかり味がついていて中々美味いぞ!
しかもデフォでまあまあ入ってる。
ということで、食べ物なんて最後は好みなので人気があるのは理解出来ないワケではないが、個人的にはもう少し濃ければ好み。
濃いめの喜多方ラーメンって無いものかな?
ただ……総じて濃い味付けを好む東北でこの味が生まれ、かなりの支持を得ているというのは面白いというか興味深い。

