もう終わってしまったイベントの話ではあるが、先日『大吉原展』へ。
(公式サイトもいつ無くなるかわからんので、リンクではなくスクショの形で)
展示そのものは、
吉原の歴史だったり
当時の世相や遊女の実生活だったり
それらを描いた浮世絵だったり
と充実の内容で、満足出来るものであった。
もっとも、吉原知識が豊富とは言い難く、この展示以外の吉原に関する展示を知らぬ者の感想ではあるのだが……。
そして、来年の大河の主人公である蔦屋さんを絡めてくる辺り、大学でやるにしては商人的なセンスの良さを感じたし、全体として面白かった。
不満があるとすれば、閉館時間が些か早いことと、撮影できるものが少ないことくらいかな。
この模型くらいであったかな……見落としていなければの話ではあるが。
そして、まあ、各方面から色々と言われたんだろうなぁ……ということはわかる。
随所に……とまでは言わんが
・人権蹂躙
・人身売買
を肯定するものではありません的なアナウンスがチラホラ。
まあ、内容が内容だけにね……その手の話絡んじゃうもんなぁ。
そういう意味では扱い難いテーマに取り組み、私に新しい知見を与えてくれたこの展示は大変に有意義なものであった。
ということで、またいつか第二弾があればぜひとも足を運びたい。