季節の味覚と父の老いとざんてつけん | 成羊記文

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斉藤ネヲンサインMC
マトン太郎
の、活動記録やライブ情報の発信用……のハズが、実態は
・ゲームの吟味
・遊び歩きの記録
・単なる日記
等々、話題のとっ散らかった公開電子雑記帳。

私の郷里は山形県である。


……東北の出の割によく喋ると言われたことがあるが、割と喋るぞ東北人。

例えば、

ウド鈴木さん

あき竹城さん

ビートきよしさん

は同郷である。




さて、この季節の山形と申せば

さくらんぼ。

お手軽に手に入るものからキロ一万円以上するものまで様々。


私の所にも毎年父から送られてくる。

結構良いやつが1kgというのが毎度のパターンなので、誰かの家にてさくらんぼ飲み会をやることが最近の定番である。

まあ、幾許かのさくらんぼと引き換えに酒をたかるのである。



今年も都内の友人宅にてそんな感じで催されたのであるが……少々驚いた。


先ず、拙宅で受け取った段階で『箱が温かい』

違和感を感じつつ、箱ごと保冷バックに放り込んで友人宅に向かい、いざ開けてみると



見事にカビてる!


……旧国鉄時代、まだクール宅急便なんて無い頃は田舎から送られてくる果物は半分が腐っていたなんて話を聞いたことがあるが、まさか自分が体験できるとは思わなかった。

……まあ、ダメだったのは3割程だけどな。



確定ではないが……どうやら、父がクール便に指定するのを忘れた様である。


……まさか、毎年の季節の便りから、親の老いを実感して、こんな気持ちになる日が来るとは思いもしなかったなぁ。


私だってオッサンになったのだ、父がジイサンになっても当たり前なんだよなぁ。

何か悪いことをしたワケでもないのに、必ず訪れる罰……とは思いたくはないが、今の私には時間から与えられる嫌がらせとしか思えない。




とりあえず、無事なのとダメなのの選抜作業をやって、冷蔵庫で保管。

友人おススメの近所のラーメン居酒屋に。


その名も斬鉄軒

この友人宅に行く度に気になっていた。

リンク先の外観写真をご覧い頂ければ話は早いのだが、閑静なタワマン街(?)に対して異様な風体で大変存在感がある。



一通り酒を飲み、ツマミを食し、締めに私は

塩ラーメンを頂く。


このお店、スープが美味い。

ラーメン店としては大変重要。

そのスープがおつまみにも使われるので、総じて美味しいのだが……残念ながら、個人手にはラーメンが少々塩辛い。


拙宅近所のラーメン店でも思うのだが、割とスタンダードなラーメンが売りの人気店(天一とか二郎みたいなのじゃないやつ)はだいたい塩辛く感じることが多い……これも老いかな?

なんで、私のラーメン評はアテにならんかも。


気になるなら別段面倒な場所にあるワケでもないので、ぜひご自身で確かめて頂きたい。




さて、友人宅に戻ってからは本日のメイン。


さくらんぼ飲み。

私のおススメはスパークリング。


これは去年の写真だが、たくさんあれば

こんな“遊び”も出来る。




さて、もうすぐ七月。

より本格的な夏の味覚の季節。


今年はどんな口福に出会えるのか……今から楽しみである。