アカデミーに思う | 成羊記文

成羊記文

斉藤ネヲンサインMC
マトン太郎
の、活動記録やライブ情報の発信用……のハズが、実態は
・ゲームの吟味
・遊び歩きの記録
・単なる日記
等々、話題のとっ散らかった公開電子雑記帳。

ウィル・スミスさんがクリス・ロックさんを平手打ちした騒動の流れを見ると、やっぱりアメリカという国も、自由とか民主主義とか資本主義等の価値観を共有していたとしても外国なのだなぁとつくづく思う。


ウィルさんの暴力が叩かれるのは理解出来る……理由はあれど、身を守る為以外の暴力は現代社会では許されるものではないだろう。

まあ、気持ちわからんでもないがね……。


ただ、病人を揶揄するジョークを飛ばして、相手を激怒させて引っ叩かれたクリスさんが賞賛されているのはどうしても理解出来ない。

今やチケットはプレミアム価格なのだそうだ……サッパリ気持ちがわからん。



同じく喋りで舞台に立つ者……と言うと少々烏滸がましいかも知れないが、そういう立場の私から言わせてもらえば、ジョークとは人を楽しませる為のものであって、怒らさる為のものではない。

どんなにギリギリを攻めた笑いが面白いのだとしても、怒らせたならそれは失敗。


無理矢理に追い越そうとしたレーサーが壁に激突したことを賞賛することは少ないと思うのだが、それと同じ事だと私は思う。



もしかして、アレか?

アメリカという国は、日本もやられたことだが、挑発して、殴らせて、殴り返すって方法で強く大きくなってきた歴史がある。

そんな感じで、挑発して暴力を振るわせられたら賞賛を受ける文化でもあるのか?


……ってジョークを言ってアメリカ人に引っ叩かれたら、私もアメリカで人気が出るかしら?