新しい年。



地震や火事や飛行機事故、世間は大変なニュースが飛び込んできて始まった。

  


地震で家族を失った人々のことを思うと心が痛む。



我が家の年明けは家族で過ごせた。その事に感謝しなければと思った。



家族が健康で一緒に暮らせている。

我が家にも幸せはあったんだと気付かされた。



次男が不登校になる前は学校の成績のことを細かく注意していた私。



今と比べれば重箱の隅をつつくような事だった。



失ってから分かったけれど、以前の生活は有り難い日常だったんだ。



その頃の日常はもうないけれど、今ある日常を大切にしたい。



地震のニュースから、そんな事を思って迎えた新年だった。



帰省は悩んだ末、旦那と私2人だけにし息子達は同行しなかった。



実家には体調が悪いと嘘をついたけれど、仕事を辞めた事や不登校をカミングアウトして、老いた両親に無用な心配をかけることはない。

旦那とはそういう話をして決めたけど、本当は私が耐えられなくて、怖くて、自分の為にそうしたんだと思う。



久しぶりに会った甥っ子や姪っ子は健全だった。



健全と感じるのは息子達がそうではないからなんだろう。



ちゃんと目を合わせて会話するし、よく笑う。



我が家も昔は、皆んなこんな風に笑っていたのかな。



親戚皆んなで楽しく会話したけれど、逆に、その場にいない息子達の現実を突きつけられているようで辛かった。



結局、息子達が今のままでは何をしても辛い・・



来年のお正月は心から明るく過ごしたい。



息子達の可能性を信じたい。



でも息子達の毎日を見ているとめげるよ。



信じたい、信じたい、信じる・・・



自分に言い聞かせる。