もう今日から12月。



思い返すと去年の12月は、次男は高校受験間近だった。



そんな時期に五月雨登校から、ほとんど登校出来ない状態なった。(1月には完全不登校に)



どうしようもない不安や焦りや悲しみ、色んな思いで押しつぶされそうだった。

 


次男が学校に行くか行かないかで一喜一憂。



行けないだろうと思いながら、僅かな可能性を願い、朝は起こし時間ギリギリまで声掛けをして、結局は学校に欠席連絡をするパターン。



その頃の私は、不登校に関して知識も情報も相談出来る相手もなく、オロオロしてばかり、午前中は登校するかしないかでエネルギーを使い果たす生活をしていた。



旦那に相談しても、俺に文句を言うなと突き放され、一人で悩んで泣いていた。



今も辛いけれど、去年も本当に辛かった。



でも、長男は学生という肩書きがあった。

次男は高校受験に向けて準備していた事を考えると、状況は今の方が深刻かもしれない。



だけど、気持ち的に去年より今の方が安定しているのは、どん底に慣れたのだろうか。



あとは這い上がって行くだけだと思いたい。





そして、もうすぐ年末年始がやってくる。



息子達の事を親戚に話せるまでに、私がまだなっていない。



見栄を張っているんだろうか。



子育てを失敗した母親として見らたくないんだろうか。



甥っ子や姪っ子達が幼い頃は、一緒に遊んだ楽しい思い出があるけれど、今はもうそんな仲ではない。



少しでも偏差値の高い高校に行かせる事や、習い事や部活動で活躍した話題ばかりだろう。



劣等感と後ろめたさでズタズタになりそう。



息子達はどうなんだろう。



おばあちゃんに会いたいかな。



帰省するかしないか、しばらく悩みそうだ。



テレビやラジオからクリスマスソングが聞こえてくるようになった。



私にとっては、年末年始を連想してしまう曲で、嫌な気持ちにしかならない。