先日、書店で面白そうな本を見つけたので購入しました。
『鏡リュウジのタロット・テクニック ケルト十字法大辞典』
あらゆることが自分で占えるタロット占いの定番スプレッド「ケルト十字法」で展開される
大・小アルカナの意味をすべてカバー。
78枚を10位置ごとに、全780パターンの解釈の総辞典!
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Amazonから引用しました。
ケルト十字の各ポジションごとに78枚のカード全ての解釈が書いてある辞典です。
これってすごいよね?今までこんな本はなかったから。
それにしても780パターンも書くのはすごく大変だったと思います。
まず何と言っても、この本に出てくる場所ごとの意味がすごく理解しやすい!
それぞれのポジションの考え方がすごく分かりやすい!
もうこれだけでも購入した価値があったと思いました。
左側のパートの一番下の箇所と右側のパートの一番下の箇所は、
それぞれ潜在意識、本心と書かれている場合が多いのですが、
潜在意識、本心って何がちがうの???となっている人は読む価値ありです。
鏡リュウジ氏も言っていますが、「どれが正しい、間違っているということはない」ので、
ご自分の使いやすいパターンを採用すると良いと思います。
780通りのパターンは読んでみると新しい発見があります。
最初から全部読んでいくのではなく、
この位置にこのカードが出たらどのように読むのかな?
と気になった箇所を辞書的に読むのがいいかと思います。
そして実践リーディングが素晴らしい!
言葉のチョイスや話の持っていき方など、参考になることがたくさんあります。
‘‘カードの意味をつなげただけでは「リーディング」とは言えません。
むしろ、ここまでは素材集めの段階で、ここからが本番なのです。‘‘
と言っている通り、鏡リュウジ氏も780パターンの解説通りのリーディングはしておりません。
・タロット初心者を卒業した人
(少なくとも1冊目、2冊目に買うような本ではありません。)
・得意なスプレッドにケルト十字を加えたい人
・ケルト十字で深いリーディングをできるようにないたい人
・ケルト十字を勉強中だが、他の本の解説ではしっくりこない人
注)今までで紹介してきた書籍より、ターゲット層はかなり狭いです。
どなたにでもおすすめできる、オールマイティーな書籍はこちら
![鉛筆](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/519.png)
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