タロットに少しでも興味がある人だったら知っているカード、それが「ソード3」。
絵(ウエイト版)が強烈だからね・・・
ハートに3本のソードがぐっさり刺さっているカード。
ちまたでは‘‘失恋カード‘‘なんて言われているわ。
多かれ少なかれ悩み事があるから、カードを引くわけで・・・
彼と破局しそうなときに、ソード3が出たら号泣しそうだわ。
恋愛相談でなければ、心がズタズタになるくらい悲しい出来事があるとか、
そいういうイメージね。
例えば仕事がうまくいっていないときに、
ソード3が出たらますます自己嫌悪になってしまいそう。
タロットを始めたばかりのころに、
家族を占っていてソード3が出て気まずい空気が流れたことがあった。
ソード3 左 マルセイユ版
中央 右 ウエイト版 悩み事があるときに、このカードを見て喜ぶドMの人はまず占いをしない、笑
ネコちゃんのカードはネコちゃんがいるから多少はかわいいけれど、やっぱりハートがグッサグサには変わりない。
以前にも書いたけれど、小アルカナに絵が描いてあるカード(ウエイト版)は、
たくさんある事象の一つに過ぎないの。
その絵を見て、失恋だすごく悲しいことがおこるの??
とがっかりしてるのはもったいない。
「ソード」は知性、理性、判断、情報、
あと剣からイメージできることとして、分離、切り分ける、などを表すよ。
小アルカナの「エース」でスートそのものの現象を表して、
数字の「2」で私以外のものがあることを、
「3」で方向性が決まるという感じね。
だから数字の「3」で、
例えばAとBの二つの考えがあるとして、どちらかを選ぶ、
またはAとBの考えを混ぜ合わせてみる、
またはAとBとは全く関係ない別のもっと良い考えを思いついたりするわけ。
そこから発展、発達、繁栄、生産というキーワードが出てくるよ。
数字の理解は言葉の表面的な意味をとらえるのではなくて、
数字自体が表す内容をイメージしてみることがとても大切!
ハートがグッサグサになっているカードは、
ソードが表す分離、切り分けることに焦点を当てて描いてあるだけ。
だってその方がインパクトがあるでしょ?
まとめると
数字の「2」で、対立する考えの狭間で緊張状態で身動きが取れなかったのが、
「3」で、あるものはAの考えをとり、あるものはBの考えをとり、
あるものはAとBの考えのそれぞれいいいとこどりをし、
またAとBの考えとは全く別のもっと良い考えを思いついたりする。
物事の道筋が見えてきたり、ソードの力の応用が利くようになるのが「3」。
「ソード3」がなくては人類の発展は無し!なんちゃって、笑
そう考えたら「ソード3」はすばらしいカードだと思うんだけどな。
ねっ、みんなもそう思えてきたでしょ?
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