伝統とは難しいものです。
昔からの伝統に拘らないとそれ自体が崩れてしまうものと、伝統を守りつつ時代に合わせていかないと崩れてしまうもの。
前者は、私には思いつきません。
クラブでいうならば、いつまで一見さんお断りで持つのだろう。
祇園の一見さんお断りだった料亭が、今は観光客を受け入れているという話をよく耳にします。
そうしなければ、料亭が潰れ、それまで培ってきた伝統が廃れてしまうから。
それは軌道修正ではなく、融合だと思います。
銀座や新地の高級クラブも、旧態以前のまま通用するのはごく一握り。
政財界や芸能界御用達のお店くらいでしょう。
現に、私の知り合いのママは、一見さんお断りのクラブに勤めながら、同伴がない日は一人で新地で食べています。
料理屋さんと馴染みになってお客様を紹介してもらうためです。
体裁は一見さんお断りですが、実態は崩れている。
そうやって客層を広げていかないと、お店が潰れてしまうからです。
伝統を現在とうまく融合できたとき、更なる発展が望まれるんじゃないかな。
キャバクラにせよクラブにせよ、そろそろ画期的に変わる時期かもしれませんが、男性に下心のある限りなくならないかもね 笑