昨日のお客様を見ても、気付きがすごく大切だということを実感します。
人は、気付けば変われる。
漠然とそうなんだととか、わかっているけど自分には無理なんて思っているうちは、気付きとは言いません。
確かに、その通り。
それに照らし合わせてみれば、自分が悪い。
では、自分はどうするべきか。
これを、気付きというのだと思います。
私自身を振り返ってみても、「ああ、そうなんだ」と思ったことは、なにひとつ実行に移せていません。
その後に、「だから、私は駄目なんだ」とか、「こうすれば、私はもっとよくなるんだ」と思って、初めて自分を変えようと頑張っていけている。
「どうせ俺は」、「どうせ私は」と思っているうちは無理。
私にも、そういった時期がありました。
なにをやってもうまくいかず、人のことばかりを羨ましがり、そのくせ努力をしようともしない。
「どうせ、私はなにをやっても駄目だから」
それを、ずっと言い訳にしていました。
言い換えれば、自分に媚を売っていたのです。
人に媚を売ってろくなことがないにと同様、自分に媚を売ってもろくなことがない。
スキルアップは、努力の積み重ね。
逆に、その場その場の言い訳を自分にして、なにも努力しないことを積み重ねていけば、他人を羨み、世間を呪う人間になってしまう。
ある時期にそう気付いて、それから自分を変えようと思ったのです。
理由は単純。
その頃の私が、幸せではなかったからです。
当然ですよね。
他人を羨み、世間を呪う。それでも、自分はなにをやっても駄目だからと思っていて、幸せなはずがありません。
それからは、苦しいこと、辛いこと、それはもういっぱいありました。
でも、これを乗り越えたら、自分はもっと変われると思っていたから、なにも苦しくも辛くもありませんでした。
そうなってからの私は、自分より劣っていたり、不幸だと思う人は見ない。
私も弱い人間なので、そういった人達ばかり見ていると、安心して自分に媚を売ってしまうのです。
だから、上の人を見る。
今の自分では到底追いつけないと思っても、そういった人達を見る。
で、別に追いつこうとも思わない。
私は私。
ただ、そういった人達の考え方や生き様を参考にして、自分流に変えて実践していく。
こうして、人は人、私は私という心境になりました。
私が、お客様に媚を売るのは嫌だという気持ちは、すなわち、それは自分にも媚を売ることになるからです。
これまでの成功者を見てきて、他人にも自分にも媚を売っている人はいません。
人に優しいのと、媚を売るのはまったくの別物。
本当に気付くのは難しい。
でも、気付いてしまったら、自分を変えたいと思える。
気付きのきっかけは、人それぞれ。
多分、潜在意識の中でも、本気で自分を変えたいと思っている人が、どこかできっかけを掴むのではないでしょうか。
言うは易し、行うは難し。
本当に、その通りだと思います。
あの人も、朝活に入ってから、なにかに気付いた。
だから、短期間で劇的に変わっていっている。
そして、クリスマスのお客様も、ママの言葉でなにかを気付いた。
だから、二日で紳士に変わった。
私も、まだまだ気付きが足りないのかもしれません。
これからも、いろんな経験をして、もっともっと気付いていきたいと思います。
おやすみ❤