「明日から10月やな」

 

久々登場○○さん。

 

まったく来なかったわけではなく、2週間に1度は来店されていましたが、大人しく飲むだけで、これといって書くことがなかったのです。

 

「そうね」

「どうや、そろそろ」

「なにがそろそろなの?」

「アフター解禁せえへんか」

 

この話に触れるのは久しぶり。もう諦めていたと思っていたのですが。

 

「俺が、諦めるわけないやろ」

 

それを告げると、こんな返事が。

いや~、○○さんらしい 笑

 

「執念だね」

 

私は、思わず微笑んでしまいました。

 

「当たり前や。俺はな、葉月ちゃんと朝日を見るまで諦めへんで」

「だから、朝陽を見るだけなら付き合うっていってるじゃない」

「一緒の部屋で寝えへんのやろ」

「そうよ、朝陽も食堂か廊下の窓からね」

「それやった意味あらへん」

「なんの意味がないの?」

「わかってるやろ」

「ごめん、わからない」

 

と、このようなバカバカしいやり取りが繰り広げられました。

 

「ええか、俺はな、そうなるまで何年も諦めへんで」

 

ありがたいお言葉だけど、○○さんには来年4月で卒業することは言ってません。

 

お客様で知っているのは、あの人だけ。

お店でも、社長とママとイケイケシスターズだけ。

 

辞めてから、どれだけのお客様とお付き合いが残るかは未知数ですが、私はこれまでお店で築いてきた人脈を活用しようとは思っていないので、多分、それほど残らないでしょう。

 

ましてや、1年間日本を留守にするとなればなおさらね。

 

会うは別れの始めなり。

縁があれば、またどこかで出会える。

 

その割り切りがなければ、なかなかお店は辞められない。

 

もっとも、あの人だけは別。

 

あの人から、寂しくなるからずっと日本にいてくれと言われれば、私は1年間の海外見分旅行を辞めるでしょう。

 

でも、「ええんやないか。いろんな世界を見て歩くのは、ぜったいに今後に繋がると思うで.1年顔を見れんのは寂しいけど、別に永遠の別れいうわけやあらへんし、いつでも連絡はつくしな。自分の人生、生きたいように生きたらええ」と言っているので、まかり間違ってもそんなことは言わないでしょう。

 

で、その後に、「帰ってきたら、乾杯しような」と。

 

行かないでと言われるより、離れがたいね。

 

ともあれ、あと半年。

改革も半ば。

 

それまで、全力で駆け抜けるのみです。

 

 

おやすみ