今日は、G20の話で持ち切り。

 

こういう時に、私達が気を付けなかやならないことは、相槌は打っても、積極的に意見を述べないこと。

 

どこの世界もそうだけど、政治と宗教と野球の話はご法度。

 

が、一人だけ、KPOP大好きな子がいて、韓国を避けるのはおかしいと、お客様に言ったものだから、もう大変。

 

「この店は、韓国の資本が入っとんのか」

 

大声で怒鳴り散らす。

 

女の子もいただけないけど、お客様もお客様。

 

商売柄、中国や韓国の知り合いはいます。フィリピンとかタイとかもね。

 

そう、みんな夜のお店で働いている女性。

 

ブログでは書かないけど、私も政治に関しては一家言あります。

 

が、それはあくまで国と国という尺度で捉えた場合。

 

人と人との関係は、また別。

 

坊主憎けりゃ袈裟まで憎し。

 

これはいただけない。

 

いくらKPOPが好きでも、その国を庇う発言をお客様にしてはいけないし、いくら国が嫌いでも、その国に生きる人々みんなを敵視してもいけない。

 

私は、日本という国が好きです。

 

だけど、好きになれない日本人はいっぱいいます。

 

常日頃言っているように、国籍や学歴や職業肩書きではなく、あくまでも人。

 

国家間の関係なんて、その国のトップが変われば、急激に変わる場合があります。良くも悪くもね。

 

誰がトップになるかによって、親しくもなれば反目もする。

 

ただそれだけのことだと、私は思っています。

 

それと、マスコミやネットに全幅の信頼を置いているわけではないので、ニュースなんかは百パーセントの信頼はしていません。

 

マスコミは、権力者のためにあるもの。

あるいは、反権力者に利用されるもの。

 

各社の新聞を読み、各局のニュースを見ていれば、そんなのは一目瞭然。

 

都合の悪いことは割愛したり、ここを読者の植え付けたいというのがまるわかり。

 

敵対しているように見せかけて実は裏で手を組んでいるとか、仲良さそうに見せかけて実は一触即発お危険を孕んでいるとか、とかく国際関係ななてものは、ニュースだけでは測り知れません。

 

虚々実々の駆け引きがなされている。

 

それが政治というものだと思っています。

 

私が、仕事で政治の話を避けるというのは、一般的に言われている理由だけではなく、当事者でもないのに、マスコミの言葉だけを鵜呑みにして、気軽に判断することではないとも思っているからです。

 

なににせよ、政治家が集まるような高級クラブはいざ知らず、私が勤めているようなお店で、政治の話を持ち込むというのも無粋なもの。

 

私が勤めているお店は、楽しくお酒を飲むところ。

 

そんな話をして、激高してらっしゃったお客様も、気を静めてくれました。

 

女の子にも、アイドルと政治は切り分けろ、クラブに勤めているからには、もっと大局的に捉えろと叱っておきました。

 

ついでに、アイドルに夢中になるより、自分がお客様のアイドルになれとも言っておきました。

 

 

めでたし、めでたし。

 

 

おやすみ