嫉妬って、怖いです。

 

嫉妬は人を狂わせます。

 

同僚に対する嫉妬、友人に対する嫉妬、隣人に対する嫉妬。

 

嫉妬にもいろいろあります。

 

これらの嫉妬は、行き過ぎると人間関係を壊したり、対象の人を恨んだりすることがあります。

 

中でも怖いのが、恋に関する嫉妬。

 

へたをすれば、刃傷沙汰にもなりかねない。

 

恋の嫉妬は、自分の勘違いや思い込みなんかでもよく起こります。

 

それだけ相手のことが好きなんだろうけど、信用していない。

あるいは、自分の所有物と思い込んでいる。

 

恋人や配偶者が、会社の飲み会に行くのを嫌がる人が、男女問わずいます。

 

二人きりで会うというのならともかく、会社の飲み会くらいいいじゃない。

 

夜のお店に来るお客様も、奥さまはどちらかのパターン。

 

知ったら激怒するか、金銭的に家庭が崩壊しない程度なら、たまには遊ぶのもいいじゃないというパターン。

 

で、この二つのパターンの中にも二種類あって、愛しているからこそ激怒するのもあれば、もう愛は醒めているけど、そんなことでお金を使うなという激怒。

 

旦那を信じているから遊びくらいいいよという奥様もいらっしゃれば、家にいても鬱陶しいだけだから、早く帰ってくるなというパターンもある。

 

ま、それはさておき、(知ってた? それはさておきって「閑話休題」って書くんだよ)なんてこともさておいて、一旦嫉妬心が芽生えてしまうと、負のスパイラルに陥ってしまいます。

 

疑心暗鬼に陥って、あらぬ妄想がどんどん膨らむばかり。

 

イライラして仕事が手に付かなかったり、夜も眠れなかったり、果ては、自分の疑心暗鬼を相手に問い詰め喧嘩になったり、あるいは別れを切り出されたりと、ほんと、ロクなことがありません。

 

相手を信じてあげる。

これが一番。

 

そして、裏切られたら、修復しようなんてせず、すっぱりと別れる。

 

浮気に走った相手が悪いのか、自分に非があるからそうさせてしまったのか、そんなことはどうでもいいのです。

 

それで関係を修復したって、大抵は続きしない。

 

もちろん、「雨降って地が固まる」という諺もあるように、それからはずっとうまくいくということもあります。

 

ただ、私は、これまでそういった関係でうまくいった事例をあまり見たことがありません。

 

お互い、きれさっぱり水に流すことが出来ず、少しでも根に持っていたり、忘れてしまうことが出来ないと、そうなってしまう。

 

そして、過去をきれさっぱりなかったものに出来る人が、中々少ない。

 

後は、どちらか、またはお互いに我慢するか。

 

私は、自分の目を信じる。

それでも、裏切られたら別れよう。

 

こう思っていたら、案外相手を信用することが出来ます。

で、不要な嫉妬心なんて湧かない。

 

日々穏やかな気持ちで過ごせるし、無駄な喧嘩もしなくて済む。

 

どんな人でも、嫉妬に狂うと我を忘れます。

我を忘れていいことなんか、一つもありません。

 

冒頭に書いた、恋愛関係以外の嫉妬なんて、それこそ不毛の極致。

 

嫉妬するくらいなら、その人の上をいくように頑張ればいいだけのこと。

羨むより、羨ましがらせればいいだけのこと。

そして、ないものねだりを止めればいいだけのこと。

 

人にあって自分にないものもあれば、自分にあって人が持っていないものもある。

 

そこをしっかりわかっていれば、他人を嫉妬することはなくなります。するなら、目標。

 

誰が社長やママに気に入られているとか、誰がいいお客様を捕まえているとか、あの子は媚を売りまくっているから売上がいいとか、そんな話は、もううんざりです。

 

そんなことを言い合っていたって、なにも改善しないよ。

言うより、まずは行動。

 

自分に自信を付けていけば、そんな不毛なことで悩まされることはなくなります。

 

 

おやすみ